非結球レタスとは
非結球レタス・・・いわゆるリーフレタスですね
緑色の葉色を呈したグリーンリーフレタス
紅色または赤褐色の葉色を持つレッドリーフレタス
写真はプライズヘッドという品種のレッドリーフレタスです
この品種を改良したのがサニーレタスのようです
非結球レタスは俗に「欠きチシャ」とも呼ばれます。
程良く広がり鮮度の良い葉を一枚一枚欠いて収穫する・・・
だから「欠きチシャ」なんでしょうね
この緑と赤のうち後者のほうは
海外品種を導入し改良固定したのが
現在一般に栽培されている「サニーレタス」です。
処が・・・
この名前は
国内在来種としての呼称名としてつけられた造語ですから、
海外でも特に英語圏では全く通じません。
リーフレタスの自家採種
幾つか栽培した栽培株の中から
生育旺盛で病害虫の影響がない株を選抜します。
株の選抜が終わった株以外は随時収穫してもいいのですが
複数残したほうがいいかもしれません。
選抜後は、目印を兼ねて支柱を立てておきます
時期が来れば選別株の草丈が伸び始め抽苔の兆候が出てきます。
これがリーフレタスのつぼみですね
周囲と同化して判り難いですが、花茎が伸びています。
開花の最終形態…(;^_^A
あとは開花結実を待てばいいのですが
花茎を含めた草丈が可なり伸びます(地上から約1.00m高さ)
前述した目印に支柱は、開花株を支える為でもあります。
必要であれば支柱に誘引しておきます
それというのも花のボリュームで
株全体が揺さぶられたり折れたりしないための措置です。
特に株自体が揺さぶられると
仮に開花しても開花数が少ないとか
結実し難くなる可能性が高くなるかもしれません
タネができ始めるのは梅雨から初夏にかけて
採種適期を逃すと風に吹かれて四散します。
早すぎると熟度が足りないです。
リーフレタスの種子は小
さくて細長く意外と軽いです
成熟・未成熟の目視判別は
タネの形を立体的に観察するといいです
成熟したタネは膨らみがあります
フォルムは同じでも
平たくつぶれているタネは未成熟




