4月下旬ごろの簡易温室は
一面雑草が生い茂る中に丈夫な苗が伸び始めていました
温室ビニールの一部を開けると
熱気というか湿気というか・・・
室内温度もそれなりに高いようで・・・・
全体的な徒長が無く茎がしっかりし節間が短い・・・いいね
この分だと
五月下旬から苗取りを始められそうです
ここからの手入れは「外気順応」と言って・・・
高すぎる室内温度を下げながらが外気温との差を小さくし
徐々に苗の生長に沿って外気と同調させていきます
あ!・・・温室室内に温度計を設置するのを忘れていました。
苗床に触れるとフカフカとして暖かい♪
セッセセッセと雑草を剥きとる間も体から汗が流れ
暑さに耐えられず外に出ると一気に汗が止まり風が心地よい
温室の片隅に植えたステビアも元気です
日本では寒い冬を地植えのままでは越冬できないため
株を切り詰めてから温室の中で育てていきます。
できればステビアのそばにイチゴやメロンなどを植えると
糖度が上がるようですよ
それは
ステビアが持つ天然甘味成分(ステビオサイドA…だったよね)
これが混植する作物に作用するのだとか・・・
そんな事は我関知せずとばかり
アスパラガスがあちこちから芽を突き出しています
画像の中で穂先が淡い色の芽が雌株になります。
この時期になると
そら豆やエンドウのほかホウレンソウや
ニンニク・分葱・アスパラガス・リーフレタスの収穫とか
それ等の自家採種準備が始まりますね。
おそらく収穫を逸したエンドウなどの莢が太り
枝・葉が枯れかけてくる頃です
自家採種する場合は
その兆候が出てくる前に採種株を選抜しておきます。
その株につけた莢実の中から
生育のよさそうな莢を幾つか選定し
選抜した株が枯れるのを待つばかりです
リーフレタスは
株全体が立派なものを数株選びだし
あとは抽苔するのを待つだけです
レタスは一旦抽苔を始めると
細い茎の割にはたくさんの花をつけるので支えが必要です
ホウレンソウは雌株と雄株の開花タイミングが合えば
雌株に棘状のタネが実り始めます
そら豆は莢が垂下する・・・つまり
莢先が地面に対して平行より下がる状態で収穫しつつ
大きすぎず小さすぎなくて程良く実った莢を選抜し
採種は莢が色黒く裂け始めた頃に摘み取ります。
マメ科の採種は晩期を待つのでなく
最盛期の間に選抜を終えておくと
病害虫や風水害に負けない丈夫なタネが採種できますよ











