畑(借用地)で育てている野菜はもちろん

ハーブ・園芸花卉・果樹に至るまで

無肥料無農薬栽培です

 

中でもハーブは定義が示す通り

日々の生活環境での利用頻度が多く

コスメティックやアロマとか除菌・防虫などへの

抽出・精製加工をはじめ

飲用(茶葉)・食用(スパイス加工を含む)に供されるなど

自然界に育つ野草を生活に生かすが本来の姿です。

 

わざわざ畑で栽培し増産するのであれば

本来自生している状態に近い環境で育てるのが理想・・・

なんですけど(;^_^A

 

実際・・・

野菜を育てることに比べれば

世話をする事といえば収穫・採種を除けば

剪定・切り戻し・株分け水やり程度でしょうかね

 

ただ水遣りに関しては

局単位雨量が少なく高温で乾燥状態が続くなら

潅水手間がいるでしょうね

 

ただ・・・自然栽培であればあるほど

放任というか天候任せでもよく育つものですよ。

レモングラス

 

ローズマリー

 

モナルダ(ベルガモット)

 

バジル(スィートバジル)

 

ナスタチウム

 

ローズマリーは剪定すると葉が固くなる・・・

それは重々承知ですが

植える場所選定で熟慮断行しなかったツケが今頃になって・・・

 

畑の手入れに欠かせない導線に支障が出る枝を剪定し

そこから新芽の部分だけを摘み取り挿し穂を得る

その穂苗の切り口を水に浸して発根を促し

ある程度根を張り始めたころにポット苗にして管理

 

 

ポット苗にしたまではいいのですが

問題は根が発達しすぎて根鉢になると生長が阻害されます

苗をひっくり返して根の状態を把握

ポットサイズ内で根が回りきらないうちに

一回り大きなポットに替える作業を行います。

 

通常、育苗使用している平型であれば大きさの種類が豊富

ですが深型となれば苗を植えたポット苗の状態で

自立するギリギリが12cmですかね。

 

それ以上に根が発達するなら

地植えか大型プランターに植えたほうがいいでしょね

 

それというのも

ローズマリーが大きく生長すると細い側枝すら硬く木化します。

なので・・・分類上は草というより半灌低木という扱いです

 

 

現在育苗中の挿し穂苗

ポリポットのサイズは深型9cmです。

 

ポットの大きさに比べれば地上部の生長が緩い?

その理由の一つは

この深型ポットサイズですら根が回り始めている状態です

 

地上部の大きな生長を求めるなら地植えにするか

一回り大きいポリポットまたはプランターに鉢替えですかね

 

そこで、生長のころ合いもよいので

9cmポットから販売を開始しました。

メルカリ

 

メルカリShop

 

BASE Seeds Shop TIERRA

 

日ごろから

”植物は根が大事”といっているのはこれでお分かりかと

根の発達に比べて地上部の発達は1/3程度です。

 

だから土に植えた苗を購入にタイミングに合わせて

「わざわざ土を払い抜き苗しにして発送」

フリマサイトで見かける梱包手間に納得ができないわけです

※梱包容積を小さくすれば配送経費や安く

 購入側もお手頃でしょうけどね・・・

 

この抜き苗で腐った苗が届いたことあります

梱包した密閉袋の中で蒸れて腐敗

今までそんなことなかったと一蹴された経緯があります。

 

「根は単なる”根っこ”ではなく菌根菌と共生関係で成り立つ」

菌根菌は土壌菌の一種で物とは切っても切れない関係です

 

その大事な根と土を払ってしまうということは

植物にとって生存リスクを脅かす要因につながります。

 

苗の価格に対して送料が高くなっても

大事に育てた苗を新天地で根付かせていただけるなら

 

この想いらくる拘りなんですよ

 

だって・・・せっかく苗を買い付けて

根付くこともなく枯れてしまっては買った人も嘆く

送り出した側も悲しいじゃないですか