今回の投稿は
前回投稿した「レモングラスの越冬管理」の
続編?・・・補足?
投稿した時には、
その後はどうなった?
裸苗は
長さを毎に3つに分けて容器に入れて水上げ管理
長さは裸苗の全量を、
カット長:20~30cm、10~15cm、5cm以下の3区分群に
その中でも一番短く切った裸根が発根を始めました
苗の基部から根が出始めたということは
根元から上の茎にも変化ができてきます。
根元の部分
茎の切り口部分
切断部分の端は繊維が枯れて茶色くなっていますが
そうなりつつも茎の中心部分が伸び始めてきました。
この短い苗だけは
水上げしたのち室内の北側に面した部屋中でも
唯一窓がある北側の窓辺に置いていました。
北側といっても朝はガラス越しに朝日が当たり
採光充分ですが・・・
冬に窓際というのは室外の換気と室内の暖気が攻めぐ境目
昼夜の気温差もあるといっても
比較的大きな変化がない・・・発根したのはその環境かも
ほかの2群は、玄関の廊下と部屋の入口に置きましたが
まだ発根の予兆がないようです。
根が出てきた裸苗は
折を見てポット苗に仕立てる予定です。
土を入れたポットに植えてから
容器内をはみ出すほど根が発達し始めていけば
苗の基部から新しい芽が伸びて
やがて株分かれするほどに生長していきます。
その差は裸苗の太さによって差が顕著に現れます。
一方、切った茎の断面は
外側から一枚一枚古くなって枯れはがれつつ、
芯が突出して伸び始め葉を伸ばし始めると
茎の胴回りが少しづつ太くなっていきます
裸苗の状態だと生長が緩慢でも
根の発達が進むにつれて茎の伸長が加速されます
それは環境の温度上昇とも連動し
ポット用土から植え付け(地植え)と環境の変化に伴い
徐々に生長し始めていきます。
ここまでくれば
レモングラスの越冬管理から解放されるのですが…(;^_^A
今回は
裸苗の回収が新年を迎えて2ケ月経過したこともあり
室内管理期間は短かったです。
回収作業が遅すぎたことで大株の根元が寒害・凍害で枯れた
もっと早ければ
回収できた裸苗の量は現状よりも倍増しになっていたはず
本来の処置なら
前年の11月以降から翌年の2月まで約4か月の室内管理
この期間中でも手当不行き届きで枯れる苗が出てきます。
そのため
回収量に対して約1/3を失うことになりますかね。
ただ・・・腐敗じゃなく枯れて止む無しとなったものは
すべて乾燥させて畑に戻します。
繁殖力の旺盛さに手を焼くことを想像すれば
ある程度の損失があるほうが
年間を通しての栽培する量が増えすぎないのはいいかも
結果的に間引きしていると考えれば
心的負担が軽いといえるかもしれませんね。



