過去の悲しい思い出
自然農法を始めた当初
野菜の数は少なくとも
自宅からは歩いて5分程度の場所にありました
強い思い願った挙句・・・
即具現化されたかのように土地が見つかり
近場での栽培に毎日が楽しく
暇を見つけては頻繁に様子を見に行ったものです
其の時に
自宅で食べた枇杷からタネを取り出し
ポットの植えたところ発芽していました。
それをある程度育ててから
畑に定植した処あっという間の大きく生長し
実を付けるまでに育ちました
これからが楽しみという時に土地の返却
駐車場に整備されるようで
枇杷もあっさり伐採撤去されてしまいました。
土地の返却による落胆に重ねて
枇杷の木をどうにかできなかったことも重なり
失意のもと完全に気力を失い
栽培から目を背けるようになりました。
悲願の栽培
その強烈な辛酸は二度と味わいたくないと
市民農園から再起しても
土地の狭さに苦悩する日々
やっと広い土地を得ても力量が追い付かず
やがて大病を患い命を失いかける
焦らず一歩一歩スキルに見合った土地の広さ
それでも借地が故に
返却に憂き目は必ず訪れる
それでもいいから
あの時できなかった枇杷の栽培
夢をもう一度
近場の圃場には
自然農法でずっと野菜を育てていた土地がなくなり
そこに植えてある枇杷も始末されることが耳に入ってきた。
何らかの理由だったようだが詳細を失念したけど、
「これが最後」とばかりに実と発芽苗をいただいた。
大事な苗と判っていたものの
あま桂の菜園に苗とタネから発芽した苗を6株植えたが
手入れ不足が仇となり写真の1株と
新規圃場に植えた1株の計二株だけです。
一つ残年なことは
品種が全く判らないということだけですね。
それから4年が経過し現在では立派に生長した
いぼ竹支柱の添え木の横桟の高さだった細い苗木は
ちょっと強い風でも頭を振られるほどだった。
今では添え木も必要ないほど太くなった。
キイチゴの貸され気味だが
しっかり側枝も出し始めています
もっと採光環境を整えていけば
キイチゴの生長に負けないくらいになるでしょう
