広い圃場を持つという願望
今までは家庭菜園で何とか賄える広さの
農場というか「菜園」つまり・・・
お洒落にいえば「ベジタブルガーデン」ですね。
そこからいきなり広い圃場を使いながら、
加えて作付け中の菜園と二か所往復という
過去の経験では得られない圃場を得て感動しています。
かつて同じように広さを扱ったことありますが、
いかんせんかその当時は罹病中で
思うように体が動かなかった・・・
広い土地を得るのは夢であり希望であったために
自身の病気で頓挫するとは・・・
裏を返せば病気を知ったから治療が必要
命にかかわることだったから頓挫した
つまり
土地の返上は延命生還への振替だったのでしょうね・・・
写真は現在開墾中の圃場・・・開墾率は50%程
成果を具現化させる
広い圃場があれば何でもできる
狭所菜園でも最低30品目の栽培が可能なことは
自身の経験で実証してきました。
ただ・・・1品目の収量を上げていく
こればかりは狭所がゆえの限界点でもあります。
自家消費なら充分ですが
やはり販売をもくろむとそこそこの収量が必要です。
収穫が始まったジャガイモ作付けエリア
農事で生計を立てる気があるのなら
まずは1品目から収量を上げることをしなければ・・・
それには
まだ未着手のエリアを早々に開墾し
何らかの作物を育てるという作業に尽きます。
昨年と比べ
今のところ雑草の手入れが後手に回らず
花が咲く前にある程度始末できています。
それと同時に作付け範囲の拡大・・・
これはさすがに人手が欲しいところですが
いつまでも甘えてはいられず、
今年は私達だけで他の手を借りず遂行したい。
否が応でも
果樹(柑橘)収穫と野菜の収穫が来れば
必ず人出は必要になるからね
傍から見れば
作付けの手入れより収穫の方が楽しいものね
生産側にすれば収穫も手入れもどちらも大事だし
どちらか一方が楽しくてもう一方がつらい・・・
なんて格差するものでもないからね。
手入れの面白さがあってこそ、
収穫の楽しさが倍増するというものです。
成果を実感する
まずは、今年に初春にじゃがいもの作付けを
全面的に新規圃場へ委譲しました。
従来通りであれば、
近場の菜園で作付けするのですが
偶々空きがなく不安がよぎるまま
大事な種芋を全て新規圃場に持ち込み作付け
その結果は・・・
まだ収穫途中でありながら
過去の実績では総収量は10kgあればいい方です
それが・・・
途中経過(収穫中)でありながら収量20kgですから
約二倍の増収となりました。
単なる重さ換算とは違い
写真は先週収穫したジャガイモですが
これ1個で170g以上あり
中には250gを優に超えるジャガイモが数個混じる中
大小り混じり状態で沢山採れています。
こちらが販売用のジャガイモ
重さ換算で総量5kg
1個当たりが130~250gと大小さまざまですが
種芋にするにはほどほどの大きさでよいため
大きすぎる芋は販売用に充られてしまいます。
そして
秋栽培用のタネ芋も6kg以上確保できました。
秋栽培用のタネ芋(70~120g)重さ換算6kg
ただ・・・今年はタイミングがいいようで
何時もなら出来過ぎた芋(割れ芋)が増えるのですが
今年は今のところ収穫中に故意に割いてしまった以外
肥大過程で割けた芋はほんの僅かでした。
これから梅雨に入ると
収穫のタイミングを逃しやすく
水分を吸収しすぎて
割れたりする芋が増えるんじゃないかと
ちょっと心配しています。
畑ではアンデスレッドが花盛りです








