今日の収穫は「〇〇です」「これだけ採れました」
などと育てる側にすれば大変うれしいことです
収量報告だけで終始するよりも
昨年と何処がどう変わったか?
なぜこのような結果が出たか?
毎回同じというわけではないので
良い結果を評価すことも大切ですが
変化しいる点はどこか?・・・が重要かもね
豊作の時も有れば不作に陥ることは儘ある話
でも一歩掘り下げて・・・何処に原因が?
結論を急ぎ自己解決するのではなく
ある程度予測しとくことが
次回に役立つかもしれないですね
そこで今回は
最近収穫した大蒜について
品種は嘉定種
球根(鱗茎)は自家生産しており今年で9代目
原種に近い品種で香り強く甘くて美味ですが
青果食材として一般市場流通しておりません。
知る人ぞ知る「幻の大蒜」と称賛されているようです
品種の詳細は、
当ブログ内にて{嘉定種」というワードで検索すると
過去記事がヒットします。
今年の収穫は二か所の圃場合わせて2kg程
昨年は不作で継代が絶えそうな懸念があり
新規に鱗片1キログラムを入手し追加投入していました。
管理している圃場は二か所
一か所は自然農法作付け25年以上・・・
私のキャリアは精々15年程度なので
差分10年ほどは
前耕作者がコツコツと耕されていたのでしょうね
そのためか失敗するときは
作付け時の手当てなど管理ミスが多いです。
一方、3年前から作付けを始めた新規圃場は
未だ土壌の元気度というか癖が見抜けない
双方が共通していることはモグラがいる事
それについてはあまり気にしてい居ないです
なぜ?
・・・その理由は
「直接的に作物を食害するなどの実害がないこと
ま~~トンネルを掘られて根が浮く倒伏するとか
トンネルのルートに芋類があって端部を削られる
なんてことは儘あります」
駆除しないのは、
・モグラのトンネルが暗渠代わりになっている
・土壌硬化をある程度防いでくれています
ただ・・・トンネルを掘られたらそのままはダメ!
必ずらずつぶすか壊すに尽きます
そのままにしておくと
モグラら常に往復するルートは周辺が硬化する
反対に掘ったばかりのトンネルは柔らかい
匂いのきつぃ作物や草花・毒性のある球根(大蒜)は避ける
「モグラがいる場所には彼岸花」は理にかなっていますが
毒性が高い球根でもあります
なので作物の近くには植えられない
水仙などの球根も全草毒性があるのですけど
ニラと間違って収穫したという事例はよくあります
そこで・・・
香りが強烈な原種に近い大蒜を植えてみた
すると見事にその場所は避けるようです
大蒜を植えた畝の隣は小麦の作付けエリア
するとその間の畝間に沿ってトンネルが縦走しています
小麦はびっしり根を張っているので
その直下(株元付近)は通れないし株間も狭いので通れない
ただこれは
大蒜の栽培を終えると代替できる作物がない
そこで一計を案じ
マリーゴールドを植えてみた
結果は?・・・
それについては次回にお話しします。

