栽培記録
<2019年02月03日>播き直し
一度タネを播いたら
発芽するまで水やりと温度管理しながら
只管芽を出すまで待てばいいはなしです。
処が気が短い性分があるために
あまりにも時間が長いと
何事においても急いてしまう損な性分です。
案の定
なかなか芽を出さないことに業を煮やし
未発芽原因究明を含め
ポットの土をばらまいてしまいました。
ただ乱暴に撒いたのではなく
細かい網目の篩に通してタネを回収し、
もう一度播き直す思いもありました。
その作業中に発芽の兆候があれば
発芽苗を傷めないように土を戻しつつ、
未発芽の種を慎重に回収していきました。
結果、100ほどあったポットのほとんどは
タネの痕跡を見つけられず
辛うじて見つけたのは僅か12株分でしたが
再びポットに土を入れ直しタネを播きました。
タネが見つからない原因を想像すると
おそらく
多湿を好むという思いから水をやりすぎたか
温度があまりにも高くなり土の中が蒸れて
タネが朽ちてしまったかもしれません。
<2019年02月03日>発芽
このところ気温が高い日があったので
寒暖差が功を奏したのか一株新たに発芽しました。
今回発芽した葡萄
これでタネを播いてから
発芽したのが3株(発芽率3%)ですが
既に一株枯れれて?(枯らせて)いるので
果樹として育ちそうなのは2株です。
苗が枯れた原因は
恐らく温度管理か水分管理に失敗した為でしょうが
同じ管理方法だったのに片方だけ残ったのは
他に原因があるかもしれません。
思うに
果樹の育苗は野菜や花卉よりもデリケートらしく
タネの成熟度が一定してないことも考えられ
熟した実から採取したとはいえ
見た目判断では成熟度の違いが解りつらいですね。
さらに、見事に発芽しても
ちょっとした環境の変化で生育が左右され易い?
ちょっとした対処の違いでさえ生育に影響が出る?
過去にも
柚子・みかんなどの柑橘系や
柿・桃・プラム・さくらんぼう・梅・枇杷などで
食べた実から採取したタネで発芽を試みましたが、
発芽率が容易なのは枇杷ぐらいでしたね。
今回始めたブドウの実生栽培は、
高い発芽率を期待(過信)した想いもあるので
発芽した苗がある以上幼木になるまで
生長を見守っていこうと思います。
あとは拾い上げた種のいくつかが
見事に発芽してくれるのを願うばかりです。