なぜ消毒種子が増えたか?
裏を返せんば
それだけ土が汚れているということです。
本来なら育ち始めてから
薬剤なりを段階的に散布し
病害虫の発生や感染を防いできたはずです。
しかし現状では追い付かず
タネの段階から消毒しなければいけないとは
異常事態に直面していると思わない方が
どうかしていると感じます。
そう…よく考えてみれば
薬毒で穢れた耕土の地力が落ちたから
有機栽培が脚光を浴びた訳です。
そこから、
鶏糞、牛糞、骨粉、貝殻、などから
培養菌、窒素、尿素、リン、油粕のほかに
作物にとって有益と思うものはどんどん投入され
今では未処理廃棄物(植物残渣など生ゴミ)を
何の疑問も感じないまま投入している。
おまけに土中常在しない乳酸菌や活性菌まで
常在菌を上回る量を投入しているわけです。
生ゴミの分解には菌の力を使っているから
それだけでもすでに余分な量です。
その他の有機物も同様で
分解させている限りは
土中常在以上の菌が潜んでいるわけです。
土が菌まみれはいい事?
それは許容というものがあります
当然量を超えれば過密状態は続き
菌も飢餓状態なるから暴れるわけです。
結果病害虫を引き起こす羽目になる
だから良かれとしたことが
土壌汚染を引き起こしていることになる。
菌が過密状態にある中で未消毒種子が発芽して
まだ免疫力が備わり切れていない幼苗が育つか?
だれが考えてもわかる理屈です。
なにもスプラウト用に無消毒種子を買わずとも
健全な土壌で育った固定種から自家採取すれば
充分スプラウト種子に転用できます。
しかし
今市場に出回る種子のほとんどは消毒されているので
スプラウト栽培には適しません。
結局買うしない・・・
企業が広げる掌(思惑)に踊らされるわけです。
一度増えすぎた菌の偏りをなくし均衡を保つ・・・
本来の土壌状態に戻すことは
土壌に浸透した毒素(薬毒)を除去するより難しく
土壌から化学物質を除去する期間よりも
更に長期化することになるでしょうね。