F1といっても
フォーミュラーワン…自動車レースの事でなく
野菜の一代雑種の事です
基本自家採取には
一代雑種(F1)は使わない主義を貫いています
単に好き嫌いの問題でなく
自家採取継代の観点では意味がない!…から
ま~徒労に終わる確率が高いから
継代に費やす労力と時間が無駄のようです
クレーマーとか否定論者のように言いますが
誤解なきように
単に野菜からタネを採る事だけなら
自家採取ができるか否かと問われれば
きっぱり、できるんです!…と言い切ります
ただ…此処を間違って認識されると大変困ります
自家採取はできますが
一代雑種(第一世代=F1)同士を交雑させた場合の交配種
つまり第二世代(F2)では
さらに交雑するため品種の形質が安定しないため
品種の形質を継ぐのは純系株と交雑させた一代限り
交雑種の中から純系が派生しない限りできない話なんです
だってF1の配合種類と割合は
生産する側が掌握しているため
同じ配合のF1は育てられないですからね
だから固定するとすれば長い年月がかかるし
母本選抜の方法を間違えた場合、
かけた時間が無駄に終わる確率が高いのですよ
ではなぜF1品種がはやるのか?
自家採取の手間がなく外部からタネ供給される限り
生産性が高く形質がそろった野菜を収穫することができるから
ソコソコ美味しいというのもあります
市場に出てくる野菜のほとんどが
F1に変わりつつあるのを知っておくべきでしょうかね
美味しいからと言ってタネを採取しても
昔なら発芽率が高かったのは固定種が多かったためなので
今では、早熟収穫でタネが未熟なうえに
F1という事であれば自家採取しても意味がないと思いますよ
ここで更なる疑問が
均質で生産性の高い野菜が本物であるかどうかといえば
疑問が残ります
生産性が高く形質が均質・均一に見えても
素材(野菜)を調理するときに
調味料を多く使使わないと味が出せないようでは
本物とは言えない気がしています
それは、土壌と品種選びにも起因しますが
土地に合わない品種を育てても
美味しい野菜には育たないですからね
一代雑種のタネが継げるといっても
いつでも自家採取を繰り返されて
同一形質が生産されてしまえば
一代限りの交雑種を出す側にしてみれば意味がない
裏を返せば、自家採取できる固定種よりは
確実に短期(1年)でリピートされるわけですからね
其れならまだしも消毒も兼ねた薬剤まみれの
派手なシードボール
あの毒々しい色合いを見てしまうと
中庸を心がけて綺麗にした畑の土に
播いて育ててみようという気にならないですね