ちょっと時間延長でしたが
ジャーナリスト天笠啓祐
(市民バイオテクノロジー情報室代表)

の講演を聞いてきました

薄々は解っていたものの
我々の農業生産物をはじめ種子に限らず
畜産・漁業にも遺伝子組み換えが成され

日本では栽培は禁止されていないものの
生産者・消費者の抵抗により
実益を伴う栽培が広がっていないらしいです

間接的には
海外から貨物船で輸入された菜種が、
積み替えなどの時にタネがこぼれ
荷卸しされた港付近で自生株が発見され
交雑が懸念される中

実際に三重で
遺伝子組み換えナタネと交雑したブロッコリーが
発見されたとか

現在、日本で輸入されている作物は
大豆    加工➡食用油・醤油・味噌・豆腐
玉蜀黍  加工➡食用油・コーンスターチ
       (ビールほか加工食品原材料)
綿      加工➡食用油(綿実油)
ナタネ   加工➡食用油(菜種油) 

これらのほとんどが遺伝子組み換え作物

その実態は
世界的な遺伝子組み換え作物の栽培面積
1億7970万ha(2015年現在)

主な栽培国は
・アメリカ      7,090万ha 
・ブラジル     4,420万ha 
・アルゼンチン 2,450万ha 
・インド        1,160万ha 
・カナダ        1,150万ha 

資料の年代が前後しますが

2013年は
1億7520万ha(2013年現在)のうち
上記品目に関して
作物の栽培面積と遺伝子組み換え栽培面積の割合は

大豆    作付面積10,700万ha 
      GM 面積  8,450万ha(79%)

トウモロコシ 作付面積17,900万ha 
      GM 面積  5,740万ha(32%)

綿     作付面積 3,400万ha 
      GM 面積 2,390万ha(70%)

ナタネ    作付面積 3,400万ha 
      GM 面積    820万ha(24%)

さらに衝撃的なことは,殺虫性や除草剤耐性の
GM作物が作られ、すでに栽培がおこなわれ
除草剤耐性     9,390万ha       
殺虫性       2,390万ha 
除草剤耐性+殺虫性  4,220万ha 

となっているようです

数字では漠然としていてわかりにくいですが
日本の国土が、およそ3,780万haですから
相当膨大な広さで栽培されていることが
解るかと思います。