連休最後の日

折に触れてお世話になっている方のお誘いで
奈良県までの往復ドライブ旅の運転手を仰せつかり

真の目的は、
水田10丁(町)を自然農法で稲作をされている方の
激励と挨拶を兼ねた圃場見学でした。

それでも、天理方面から桜井方面に向かうなら
女人高野として名高い室生寺を散策して来ました。


切り立った山の断崖が所々見え隠れしながら
その袂を室生川が静かな流れを奏でると
その川面を隠すように紅葉した木々の葉がアクセントを添えれば


散らばりつつも徐々に紅葉するグラデーションは
自然の織り成すキャンバスに目を見張ります。

室生寺の敷地内も紅葉や銀杏の葉が色付き


室生寺 (仁王門)

自然造形の筆使いに何時までも上を眺める吾身を余所目に
天にも届くかの如く太く真直ぐ延びた杉の巨木が
眼前にたちはだかり

森々としながらも荘厳にして深遠な風景は
目に見えぬ不思議な漂いを感じさせます

室生寺といえば弥勒堂や奥の院御影堂の重要文化財や
国宝の灌水堂(本堂)も然ることながら
国宝の五重塔は圧巻です。


室生寺(五重塔)


残念なことに、平成10年の台風で大きな損傷を受けたものの
その二年後には修復を終え落慶の運びとなり
受けたであろう傷跡が伺えない程に存在を知らしめていました。


室生寺 (護摩堂)

長い時代の流れを刻み込んだ佇まいと自然との調和は
しばし刻の流れが止まったように感じましたね。


護摩堂の釣鐘と紅葉



室生寺 (本坊)

自然美を心行くまで堪能し後ろ髪を引かれる思いのまま
室生寺を後にして圃場に向かったのは、
時計を見ると午後3時を廻りかけていたのですが

その話は次の機会に