種が食材になる品種は、
収穫と同時に自家採種できるから一石二鳥ですね。

莢が充実し始めると茎ごと収穫して束ね、
莢の部分には種が乾燥で落ちるのを受ける様に袋をかぶせて、
袋のほうを下にして束を逆さに吊るし、袋の中で枯れ始めたら、
そのまま放置して待つか揺すり落とすだけでいいです。


ゴマの莢

茎の収穫は、莢が写真のような状態に枯れてくると
更に熟が進んで開いた弾みで、中の種が飛散してしまいます。

茎に付いた鞘が全部枯れるのを待つと、ほとんど種が飛び散ることもあるので、
莢色の緑が薄くなり始めて、触った感触が固ければ、早採りして追熟します。

仮に、早採りとなっていても、
茎付いている莢の中で他の蛾が枯れ始めていれば
他の莢が少々青く見えても、指で摘んだ感じが硬ければ種は出来ています。


同じ茎で莢の成熟度が違っています

A:枯れて(成熟して)弾け始めた莢
B:枯れる前の莢

では、両方の莢を開いてみましょう

まずはAの莢を摘み取って、中にある種の成熟度を調べます

 

右:(A)枯れた莢を開いたところ
左:種の並びを判りやすくしてみました


次にBの莢を摘み取って調べてみましょう

 


左:茎から摘み取った莢
右:横にして莢を割ります
中:莢を開いたところ・・・・種は熟していました


A・B共に莢を開いて、二つに割った莢殻には、
それぞれ中央の仕切りを挟んで左右対称に種が並んでいました。

数えてみると、種の数は左右ともほぼ同数で、一列に10粒程度在りました。

一列10粒×4列=40粒だから 一つの莢(房)に40粒で、
生長具合で差が出ますが、茎一本あたり5莢(房)~10莢(房)ほど成るので、
少なく見積りしても茎一本あたり約200粒程度が収穫できることなりますね。

種の採種は、収穫した種から膨らみ具合がよいものを選んで保存すれば、
自家採種は完了となります。

種取が簡単な理由は、硬い莢から種を出すときに型崩れしないので、
あまり莢屑の混入が少ない為、莢を振るだけで種が落ちるなど、
小さい種の選別には、とても扱い易いですね。

莢殻や茎は枯れてしまうと堆肥の材料には最適なので、
採種後は直ぐに畑(畝間)に蒔き(敷き)ます。

とっても合理的で、経済的でしょ♪