夏野菜を収穫して、自家採種しているところでは種取り用の品種がポツリポツリ・・・・

人参やダイコン・・・・はたまた秋植えしたジャガイモや菜類が発芽して、

秋の柔らかい日差しの中ですくすくと育っているころ、

秋から冬にかけて雨量が少し増えて、気温や直射日光も控えめになり・・・・・・

水やりも左程・・・・・気にかける必要が少なくなってきますね音譜

自家採種していると、これからの時期が楽しみなんです ヾ(@°▽°@)ノ

種子の出来栄えを確認しながら、来年に蒔く種の選別・・・・・・
Garden Caffe Terrace

今年収穫した落花生の種(二株で全24粒)


左 ・・・・・勇み足で殻を開いてしまった種  水分が多かったので、乾燥段階で萎縮 (ノ_-。)

中央・・・・なかなかの出来栄えですが収穫時期が早かったようで小さいです (これは苗作りに使います)

右 ・・・・・全部の中で来年の種まき(苗作り)用です。丸味をおびて張りがあるのがOK! ヽ(゚◇゚ )ノ


選別した結果が見事に的中して、立派な野菜に成長した時の満足感は・・・・・

やった~! ビンゴ! ・・・と

心の中でガッツポーズを決めて、次期に向かって栽培の安定と・・・・品種の向上に意欲がわいてきます。
o(^▽^)o

種が小ぶりでも立派な苗に化ける・・・・・ど根性種子もあったりするので、所詮は人の選別です。

自然は思わぬサプライズを見せてくれることがあります。

人のすることですから、いろんな要素が絡んで上手くいかなかったとしても、
その原因を探る指針になるから、考えて観察する癖がついてきます。p(^-^)q

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アブラナ科の採取と選別

ダイコンの場合だと、種取りの個体を選ぶと、開花後に先がツンとしていて、
丸いコブを三つ繋いだような鞘ができます。

最初は青いのですがそのまま追熟させると、枯れてカサカサになるので、株の根元から刈り取ります。

鞘は摘み取らずに、半日陰で乾燥させてから鞘を摘み取りると、

手で簡単にほぐせるので、その丸い所を割ると種が1つずつ入っています。

良質の種は、ぷっくりと丸くて表面にやや艶があり、色は明るい茶色のような色合いです。

一方、未熟の種は、しぼんだように平たくて、表面はくすんでいて濃い茶色をしています。
また、息を吹きかけると簡単に飛んでいきます。(風選)

割った鞘はそのまま畑に返せば良い堆肥になります。

※ アブラナ科の種は、水にぬらすと表面がぬるぬるして、発芽行動が刺激されますので
  蒔き時以外は絶対にぬらさないことです。パー


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ウリ科やナス科の採取と選別

きゅうりなどのウリ科は、種取りの実を1つか二つを選ぶと、そのまま黄色くなるまで熟させます。

指で軽く押さえて柔らかくなりかけたら摘み取ります。

中を割ると、柔らかくなった果肉とウリ科だと白い種、ナス科やメロンだと茶色い種が出てくるので、
種だけを取り除いて周りの果肉をきれいに取り除きます。

その際、金属製のざるなどで洗うと種の表面に傷がつくので、金属以外の柔らかい素材を使用しますが、

ウリ科の場合は、ある程度洗っても果肉が残り滑りがあるので、新聞紙に種を広げて陰干しします。

滑りを取って、陰干しを2~3日繰り返しすと、種をすくって落とした時に、
サラサラと落ちるようになっていたら種は出来上がりです。

トマトの種に付着している周りの果肉は、発芽を抑制する作用があるので丹念に取り除きます。

選別は、播種する前になってから、ボールや洗面器などの容器に水を張り、その中に種を落とします。

良質の種は底に沈み、未熟の種は水面に浮いています。

ただし、かぼちゃの選別はこの逆です !(;´▽`A`` 

φ(。_。*)メモメモ (*゜ー゜)ツ))_コピーコピー、(ノ゜▽゜)ノ^配布配布♪

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<失敗談>
確かに種取りには追熟が大切なんですが・・・・・・σ(^_^;)
あまりにも待ち過ぎて、ナスの果肉が腐敗し始め、中を割ると・・・
臭い!(→o←)ゞ(。-人-。)

おまけにウジがわいてた(-。-;)・・・・・・・(>_<) いや~~~っ!

その匂いたるや・・・・ず~~っと・・・と・取れません! ┐( ̄ヘ ̄)┌ あうカゼ

・・・・てな・・・ことになるので、頃合いを間違えないようにしてくださいませ m(_ _)m


<学んだこと>

追熟(完熟)させなくても、その手前の状態なら、果肉は食べられるし、
種もほぼ出来上がっているということがわかり、
後は栽培する人の拘りとサジ加減ということなんですね^^;



いずれにしても、良質の種は色形がしっかりしているので、自分でやってみると良く解りますよ。ニコニコ


種取りが、コレクションの一環となり、次から次へと色々な品種をそろえたくなります o(^^o)(o^^)o

種を制する者が畑を制する・・・・・育てるのは大地! (*^-^)b