秋の七草

「秋の野に 咲きたる花を 指折り（およびをり）
かき数ふれば 七種（ななくさ）の花」

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志（をみなへし） また藤袴 朝貌の花」

山上憶良が詠んだ２首の歌が、秋の七草と呼ばれる（表す）事の由来と言われています。


単に七草と言えば、春の七草の方が頭に浮かび・・・・・・


セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・
スズシロのことを指しますが、


現代の呼び名で言いかえれば

セリ・ナズナ・ハコグサ・ハコベ・オニタビラコ・ダイコン・
カブのことを指し、

七草粥として春先に食されています。


古来、七草と書くと秋の七草のことを指して、


春は「七種」と書いて（ななくさ）と読むのですが、
現代では本来的意味がわからなくなり、
風習だけが形式として残ったことから、
春も秋も同じ「七草」と表現されてしまった経緯があります。



秋の七草とは・・・・・


萩（はぎ）・尾花（すすき）・葛（くず）・撫子（なでしこ）・女郎花（おみなえし）・
藤袴（ふじばかま）・桔梗（ききょう）



なんですよ。(^O^)/