害虫発生に伴いウイルスが拡散されて、植物が枯死する事態はどのような栽培状況にあっても、

嘆かわしい事には変わりはありません。

Garden Caffe Terrace
シジミチョウ・・・・ヒマワリにつかまって一休み♪


薬剤散布は避けたいところですが、害虫がウイルス拡散の媒体になる事実を考えれば、

使わざるを得ないと言ったところです。・・・・・使用したくないと思うのはみんな同じだと思います。

だけど・・・・・発生する原因はそれほど難しいことではないんです。

植物が成長途中にあるとか、開花から結実に時期に至る途中などは、勢いをつけるときでもあり、

一番弱るときでもあるので、その時をねらって害虫が発生します。

ただ・・・・・

頗る丈夫な苗は、害虫が発生しても免疫力が強く、被害の程度が少ないため、

生育の影響をそれほど心配する必要がないことが良くあります。

いったいなぜ?

完全管理された環境におかれて、栄養と免疫を定期的に与えられれば、

植物が持つ栄養の吸収力や免疫力など、本来の力が薄れるのは当然の成り行きで、

自然界で淘汰されながら育つ植物と比べれれば、

その差が歴然としていることは、当然の結果だと思います。

遺伝子レベルで耐性を持たせても、世代を継ぐ毎にコピーが劣化するごとく衰退するのでは?

病害虫を駆除するのではなく、

病害虫に侵されないように、健全に育つ植物を作るのではなく

病害虫に負けず健全な植物なるように、世代交代しながら育て上げる事

一番の特効薬であり、遠いようで一番近い方法だと感じています。