零余子(むかご)とは

植物の栄養繁殖器官の一つで、

わき芽が養分を貯え肥大化した部分のことを指します。

主として地上部に生じるものをいい、

葉腋や花序に形成され、

離脱後に新たな植物体となる。

 

よく知られているのは

ヤマノイモ類蔓茎から脇に生える葉軸の部分に形成される塊

これが落ちて芽吹けば新しい種芋ができます。

 

 

全部が全部そうなるわけでなく

中には土に触れた部分から傷むことが往々にして起こり

形成が若く柔らかく小さいものほど確率が上がるかな?

 

零余子はタネ芋にもできますが

ごはんと一緒に炊くと

ホクホクとした食感がアクセントになり美味しいよね

 

今年は栽培数が非常に少ない

中には数年掘ることなく

まったく放任状態の作付け場所があります。

 

ですが放置した場所の零余子形成は非常に少なく

今年の春に作付けした場所のほうが多いようです。

 

だから毎年作付け数が少なくなっても

この零余子があるからここからタネ芋を育てれます。

 

今年は例年よりも格段に多くて

種芋用に残すのがやっとの状態でした。

だから食べることなどおこがましく・・・お預け

 

今年は食べてもなおタネ芋が残せます

 

次回はヤマノイモ類の栽培について