最近、好きな人のタイプはインテリだと確信している私です。

元々自分の知らないことを知っている人、それでいてこちらからそんな人でも知らない情報をぶつけて喜んでもらえる、というごくたまにしか起きない現象にこそ快感を覚えるタイプなのですが。

 

それはそうと、QuizKnockのIQ診断の回を見た時からか、どうだったか、世の中にはIQ値が上位2%の人だけが入れる団体があるというのを知りました。その名はメンサ。しかし、日本のメンサではコロナの時世で新規入会を受け付けていないらしい。しかし、世界中にメンサというのはあるらしい。スイスで受けるのか?でも言葉よくわからないとダメなんじゃ?あ、言葉のいらないテストなんだ。じゃあやろうかな?え、2週間後?仕事のあとに楽器持って駆けつけ、だったら間に合いそうだな。ドイツ語の方は枠埋まってるけど、英語の枠まだ空いてるわ。じゃ、やってみるか。
 

 

 

実際行ってみたら、3x3のマスの中にそれぞれ図形が入っていて、その法則を見抜いて、空になってる9マス目にふさわしいものを6択から選ぶという形式、制限時間20分でなんと45問!というわけで、4問残してしまいました。多い・・・。この手のもので時間足りなくなったことなんてなかったので、かなりショックでしたが・・・冷静に考えてみるとめちゃくちゃ多い・・・。一問30秒かけたらアウトだもの。

メンサの試験は生涯で2度までしか受けれない。ということで、それはそれは落ち込んで帰宅。

 

 

しかし!なんと合格してましたー!9/10に郵便受けを確認したら、成績と入会のご招待がきてました。
スイスのメンサはIQ130以上のところ、131。ギリギリの成績だったけど、上位2%になんとか引っかかっていました。

よかった!うれしい!

 

早速9/10-12の週末に年一回の大集会があるとのことですが、演奏会と重なっていけず。

なんだか色々イベントあって、その中でも「Escape Game」だけは予約いっぱい、というお知らせが来ていました。なんだこれ。ワクワクする!

 

テストの前にも試験官(のちに知ったところによると現在のスイスメンサのプレジデント)から、組織についての説明があったのだけれど、「会としての目的は持たない」「似たものが集まって趣味や知識などを共有して満足する」場所らしいです。メンサ所属の有名人の紹介もすこし。スイスのメンサは1800人程度しかいないこと、女性は30%くらいしかいないけれど、そもそもIQ測ってメンサに入ろうという人が少ないだけで、平等のはず、という話なども。あと「IQが高い」ということは、「幸せになれる保証でもないし、特別優れているわけでもないし、性格の一部分である」という説明もありました。そう、つまり「そういう意味での似たもの」が集合するということのよう。それって面白い。ある意味、めちゃくちゃ平等だし、ある意味、めちゃくちゃ話が早い。

 

入会の招待状と一緒に来た直近の会報には難易度のえぐいパズルが掲載されていました。ちなみに前号の回答も掲載されていて、正解者はたったの4名。全くそのパズルは太刀打ちできなかったけれど、Clever Kids Clubのパズルは瞬殺できて、ほっと一安心。Swiss Logic Puzzle Federationが協力しているそう。・・・この辺が規格外なのも、夢があってよいです。

 

そんなわけで、久しぶりに面白い場所に行けたり、面白い経験ができたり、面白い人に出会えるのではないかとワクワクしています。