ブカレスト二日滞在を経てまたまたアンブロネに戻ってきました。
初ルーマニア滞在ブカレストは、なんと猛暑!日中39度、しかも盆地wということで日本並みの湿度。一緒に弾いてる汗かきベーシストは一日で5回もシャワー浴びたとか。。。コンサートでは開始3小節でダラダラしていました。
それもそのはず、今までオペラといえどオーケストラはいつも役者の舞台のすぐ後ろ、同じ高さのところに配置されていたのですが、今回はオーケストラピット、しかもワーグナー劇場のように舞台のしたにピットの後ろ半分が入り込んでいる形。会場はブカレスト音大だったのですが、なんでも、ここでガット楽器によるオペラをやるのは初とのこと。その分お客さんはじめ皆さんかなり楽しみにしてくれていたようですが同時にいろいろわからないこともあったようです。結果的にレチ伴奏のチェンバロと、管楽器(いつもの配置でも最前列。オリジナル楽器は以外に音聞こえない)はピットから抜け出して客席前に配置。弦楽器はピット内、その中でもコントラバスだけは、音が遅れるんだかなんだか、一番前で、つまり指揮者の横で客席に背を向けて舞台を見ながら弾くというドレスデンオペラ配置。つまり管楽器も弦楽器もコントラバスも違う方向向いているということで、弾く方としてはバランスなんてもうさっぱりわからなかったのですが、結果はそれが一番良かったそう。今まで見えなかった弦楽器のみんなの弾きっぷりも見えて楽しかったですw

猛暑ということで動き回るのは私は基本的に日が沈んでからにしていました。23時を過ぎても半袖でうろちょろ。24時すぎても街の中も屋外に進出した飲み屋で道が埋まるほどwwなんか店の空いてる時間も日本っぽい。しかもごった返した繁華街の道を歩いていたら男性陣がエロティックマッサージのカードをもらうとかもww(翌日指揮者の楽譜に挟むいたずらに使われるところとかもw)

社会主義が崩壊したのは1989年ということで、まだまだその香りはむんむん。大きい建物が、豪華なわけでもなく高いわけでもなく、ただただひたすらでかい!とか。(世界に二番目に大きい建物がある)もしくは、ルーマニアの名前どおり、ローマのニオイのする建物や、ドイツのバウハウスの影響を受けた建物、ロシアの建築の影響を受けたもの。全部の混ざった感じがブカレストという印象です。

実は私世界各地のマンホールの蓋の写真を撮るのが趣味なのですがw、今回もいいのとれました!
明日はオフであさってからまた旅です。