今日は、祝☆初欧州ヨハネでした。
11月ヨハネ。11月といえばコンサートシーズンだし、日本ではもはや普通のことですが、やっぱり一緒に演奏した友達(ドイツ人)なんかも、
「受難曲って私は引くのは初めてだけど、なんていうか、季節は春って感じ。今はどっちかっていうと、冬で、気分はクリスマスに向かってて、マローニのにおいなんかがして、、、って感じだからなんか変」
と、ヨーロッパ的季節感にあふれる答えでした。日本とはまた違ったにおい感がなんだか新鮮。。。
ちなみにこの演奏会をめぐっては、あずかりしらないところで乗り番交代劇(しかもガンバ)なんかがあって、悲喜こもごもだったわけですが、それは身近とはいえまた別の話・・・。
乗り番といえば、今回はベースが二本だったので、また違う意味で楽しめました。
今回の相方はジュゼッペさん(2001年卒)from イタリア。かなり上の先輩です。
しっっっっかし、初めてイタリア人(ちょい悪オヤジ系)(っていうか、髪型はラーメンマン。みつあみは10センチくらいだけど)とタッグを組んでみましたが、やっぱりグルーヴ感の格が違う!アルゼンチン人フェデリコをさらにパワーアップさせた感じ。やっぱりこれは血なのか!?そして、スキンシップがナチュラルに多いw使ってる楽器がデヴィッドのライドルフのコピーwwということで、開き時間はウィーン調弦もさらえてらっきー!
先輩らと一緒に弾いて何が楽しいって、こういう実践の場での勉強もさることながら、欧州での楽器周りの情報収集ができるのが私としてはかなりありがたい。だって、どこでどうやって弦買うとか、どういうルートで今の楽器に出会ったとか、たとえ知り合いでもこういう機会がないと聞けないですからねえ。
こういう系の勉強を始めてから格段に減った機会として、こういった同じ楽器の先輩(ひとりで弾くことが多い)、そして、心揺さぶられる指揮者っていうのがあります。何せジャンル上アマチュアコーラスの伴奏の立場が多いのもあるのですが、ひどいときだと、楽器は完全に無視でコーラスに向かってのみ振ってますからね・・・。以上、日頃物足りないことでした。。
しかし、ヨハネはいいなああああ!音楽に力があって大好き。もちろん力があるゆえに(なんてったって人ひとり死ぬまでの話ですから)ぐったりして帰ることになるんですけど、その疲労感も好き。
そういえば、前から知り合いだったイスラエル人ヴィオラ弾きが、なんと、在学中は「ヴィオラ・ダ・モーレ」科であったことを知りました!うっはー、なにそのマイノリティ!めちゃ萌える!くしくもヴィオラダモーレに興味がわいてきていたところだったのでテンションあがりまくりです。
しかも来週の木曜日に、演奏会でクラシック~ロマン派のレパートリーで演奏会をする中で弾くらしい!絶対いく!
・・・とか言って、今回のヨハネ公演ではヴィオラダモーレアリアはなんと「カット」だったという。。
なんでやねん!!!!!!