騒がしいパーティーが明けまして、昨日のアンサンブルの合わせが続きます。
学校には入れませんが、今日からは学校の専属調律師(兼楽器修理屋?)のマーティンの家をお借りしての集中練。5日からはみんな休暇で散り散りになるので、その前に音出し兼さらい方針決めです。
(この手の音楽を勉強し始めて思うけど、これをやるとやらないとでは結構違う。何せ舞曲のタイトルがついていても、時代やら国やらで趣向が違う。タイトルがついていなくても、様式から明らかだったりする。楽章内で拍子記号が変わった時のテンポの関連の持たせ方にも時代やら国で違いがある・・・などなど。)
10時半には結局誰も着かず(・・・w)、8分遅れの私が一番、そのあとにヘルマンカロリン、30分遅れでジョアンが母と到着しました。
・・・母!?
教師をやっていて一足先に休暇に入ったらしいジョ母が練習を見に来ましたw
ジョアン前述の通りハイテンションですが、またこのママンが輪をかけてハイテンション・・・練習が始まる頃にはオイトマするのですが、帰りがけに息子にくちにチューしていて、日本人の私はひとりで「!!!!」となっていました・・・カルチャーショック。(「でもあれはやりすぎだ」byヘルマン)
3日目にはみんなに混ざってペタンカやったり、手土産にアリカンテで最高級のアーモンドというのを持ってきてその場で炒って振舞ってくれたり。(「スペインママはいつも食べ物持ってきてくれていいよね」byカロリン)
そして3日も会ってると慣れてきたのか、最終日は周りが何回「シューコはスペイン語わからないから!」と言っても、ものすごい勢いでスペイン語で質問されまくりでした・・w強かった・・・かわいかったけど・・・
さて合宿
初日は午前合わせ、買出し→調理→昼食、ペタンカ、2分シエスタw、午後合わせ。
2日目も午前あわせ、昼食(残りw)+スープ、ペタンカ、午後合わせ。
3日目はカロリンの都合で午後合わせオンリー。(他3人は2時間前集合でネトゲ)
調理は、料理上手へルマンがカルボナーラを1kg作ってくれましたw
ペタンカ(日本語ではペタンクらしい!今知ったぞ!)は初めてやったけど、イマイチ燃えきらないゲーム・・・たぶん投げテクニックがあればもっと楽しめるんだろうが・・・。日本で有名なんでしょうか??親(?)が投げた木の玉に、それぞれ重い鉄球を投げてその木の玉に近づける屋外レクリエーションです。
・・・あれ?あんまり弾いてない?wラテンクオリティ?
いえ、ちゃんと練習してたのですが、今回上記の内容をとにかく徹底的に話しあったり試したりしていたら、たった30分のプログラム・4曲(うち1曲は仕上がっている)で時間まるまる、、、むしろギリギリで終了しました。
いやあ、一時はどうなることかと・・・・。
言葉の壁とか、初期合わせのこだわりポイントとか・・・。
とにかく一通り統一見解が持ててよかったです。あとは各々さらいまくるのだああ
まあ今日のような日記なんて音大生やってれば日常茶飯事なわけで、わざわざ書く事もないんだろうけれど、やっぱり駆け出しで、言葉もろくに話せなくて、それでもヨーロッパ圏のひとたちと少人数でがっちりアンサンブルを組んで、ひとつの目標に向かって作り上げていく、っていうのが、それこそ私にとって初体験で手探りの連続だから、うまくいったりうまくいかなかったりしたことを覚えておこうと思ってる次第です。
次は8月中旬に!