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こんなに精神が不安定な日も久々でした!
っていうのは、落ち込みやすい、とか全体的に鬱気味という意味ではなく、、、本当に文字通りの。
8:30からのアサイチ勉強タイムで若干テンション下がり、
11:15からのベティヒャーの授業(今日は装飾のAuffuerungでK子姉さま活躍。クヴァンツだけじゃなくジェミリアーニまで!)で超テンション上がり、
ジェミリアーニの例の前に出席者の中から弦楽器を探していたのですが、
「アンナ、今楽器ある?(Vn)」「ソフィーは?(Vc)」と来たのに私は聞かれなかったので(それ以前に知らないと思う)、思わず授業後にAuch ich spiele die Streicherinstrumente...と売り込みかけてきました。(ベティヒャーラブなので人を選んで頑張ったドイツ語w)
まじで知らなかったようで結構謝られたのですが、神出鬼没に色々なところで会うからか認知はされていたことがわかりましたw好きすぎて追っかけになりそう。
しかしその後、14:00前に授業に不平不満ばかりを永遠に言い続ける人にイライラしてテンションダウン。
更に「自分が悪いんじゃないですか」とか言ったら空気を凍らせて、なんか私が悪いみたいになってるし!!!!!
14:00待ち合わせの友達はレッスンの関係で45分過ぎても現れず"やってられっか!"と気分最悪。
15:00から友人達の初見ぼんぽるてぃとかを聞いてたら若干テンション回復。
途中でアノ楽器を用いてブクステフーデの音出し。
いい曲!!!!!・・・・なんだけど、途中から「あ、私、コントラバスのほうが断然うまい」とか考えて若干ブルーに。
16:00からのチェンバロのレッスンではさらっていったためにサクサク進み、テーマが7のゼクエンツ(仏position ver.)に!!テンション駄々上がり↑↑↑
「譜読みのためにスコア見ながらチェンバロ弾いてたら数字読むのがえらく早くなって!!!」とマタイの冒頭合唱を暗譜で弾いて妙に盛り上がったりしました(変態要素)
いつも割りと小難しいことを考えているために日本語じゃないとシャイな私ですが今日は妙に語ってしまいました。。。
17:00に図書館でメールチェックしてたら日本の某古楽器販売店で初めてヴィオローネという名のものが取り扱われているのを発見!
しかも、店主が今フランクフルトの楽器メッセに来ているそうな!?
セットアップに悩むさまなどがmixiを通じて見て取れて、どうしてもコンタクトを取ってみたくなって即席でメール(日本語が打てないPCから・・・失礼だよなあ・・・)。
かなり立て続けにテンションがあがったところで「さらうか!!!」となったが、ここで練習室満室の現実によりテンションがた落ち。
しかし、いろんな意味でいてもたってもいられなくなったため、『廊下練習』を敢行することに。
芸大バス科、桐朋のみなさまにはまったく抵抗がないと思いますがw、実際はじめてやってみたらものすごい不思議がられました。挙句「なみだぐましい・・・」とか言われる始末wいや、わりと自然なんですけど。。。。むしろサイレンス練習とはいえ、注意とかうけなくてよかったけど・・・。
18:30にやっと練習室確保!ここで、今日のインプロクラスのために自分で考えたディミニューションの練習・・・をしてみたら、激ムズなことが発覚wwwwww自分で作っておきながら弾けません。焦る。
19:30からインプロクラス。教室に入ったらマルクス(先生)がオルガンを弾いてツィンク二人でインプロで挑みまくっててなんとも楽しい図!!!
というのも、よーく知られたチャッコーナやら私は名前の覚えられないオスティナートを(しかも色んな調で)マルクスが繰り出すところに、即反応して旋律を載せていく、というなんともこの授業らしいウェルカムミュージック。
ま、そもそもこの授業、時間通りに始まったことないからこういうお遊びがあるんですけどね。
マルクスも、いつも授業直前にはカフェテリアにいるのにあまりも440Hzからかけ離れてしまっていたポジティフを自ら調律したらしくノリノリでしたwていうか、教官だけあってものすごい引き出しの数で笑っちゃいましたよ、もう。
この先生、超シャイなのか?しばらく挨拶しても無視だったり話しても反応薄かったりで怖かったけど、今や言葉なく助けを求める目線を送ると汲んでくれますwスイスに来てから言葉にしなくても助けてくれた人ってはじめてじゃないか・・・?
とは言ってますけど、「この一曲はまあいいかー」って言ってサボった曲に限って「バスディミニューションソロ、シューコ!」とか言われて「Ich!?(私!?(そうでしたっけ!?))」な展開。いやはや、この日一番の盛大なる凹み方をして21:30授業終了です。
この授業はマルクスの希望でアノ楽器のデビュー戦になることがほぼ確実。(コントラバスはバロックの響きがするよね・・・と言われた)
何かとハードルの高いアノ楽器ですが、とりあえず5月の授業発表会まで頑張らねば。。。
そんな感じで一日終了。
起きることにいちいち反応して(?)、アップダウンするテンション(?)に"一番奥の部分"が疲れてしまった一日でした。
こうもうまくコントロールできないとどうにかしたい、と思いはするのですが、音楽家なんてそんなもんだし大体そういう時代の音楽じゃん!?と開き直っている節も無きにしも非ず。
今夜の落ちた気分は偶然別件でSMSをくれたS子さんに逆電をして留学以来はじめての30分を超える長電話mit Ballantinesで洗い流しました。そういえば私、すっかりわすれてたけど、電話魔でしたよ。
しかし、昔は大量に飲んで何事もなかったかと思いきやあるときに突然壊れる、という酔いの傾向でしたが年をとって少量でVery Happyのエコです♪
というかね、アノ楽器をはじめてすぐの時に友人ブログで読んだ名言が、アノ楽器と戯れる前後にチラチラ思い出されるのです。
「間に合わせるように頑張るのではなく、間に合うように始める。」
ちなみに同じブログで読んだ、「献血をして僕のアツい血潮を世界中に広めるんだ!」by松岡修三も相当気に入ってますw松岡修三と、江頭2:50の名言はこのブログから。
最近日本ボケから回復して勉学意欲が戻ってきたので・・・
今日のBGM
Helene Schmitt(Vn)+Gaetano Nasillo(Vc)+Eric Bellocq(Git&Theo), J.B.Boetticher(Cem&Org)
[Nicola Matteis - Aryes for the violin]
前回のヴァイオリン次期教官オーディションに来てた"悪趣味は無趣味に勝る"または"胸見えそう!”ことエレーヌです。(私にはものすごいセンセーショナルでした。ルクレールなくて残念)
ベティヒャーが好き、という節もあるwヴァイオリンが始まる前の前奏が鮮やかー!
あと、チェロががえたの。テオルボとギターがこの前の人。
録音は2008年12月@パリ。かなり最近。
予断ですがCDの出だしが一瞬情熱大陸っぽくて飲みながら聞いてたから噴出してしまいました。