14日はヨッちゃん、マレーシアから一時帰国中のともぞ~ちゃんとのラウンド予定だったが。。。。

台風15号が関東に接近、千葉や東京に豪雨をもたらし甚大な被害に。

栃木県もそのおこぼれ?で、前日13日から激しい雨に見舞われた。14日になっても改善しないため、朝5時に起きたのだがラウンドは中止に。

 

その代わりヨッちゃんから昼呑みの提案が。

定年退職で悠々自適のヨッちゃんはいいのだろうけど、まだ現役のMATTは休みとはいえ昼から吞むのに若干の罪悪感がある。

けれど予定が無くなり、天気も悪いときたら吞むしかない。

 

みんなで店を探し、最終的に駅東のマロ男爵に決定。

11時半のランチタイムオープンと同時に店に集まり、14時半のランチ終了まで呑んだ。

 

往路は雨がザーザー降って大変だったが、終わって店を出たら台風一過でドピーカン。

ジリジリと照り付ける太陽が暑すぎて、思わず雨傘をさしてしまうほど。

 

3時間あまり、3人で楽しく話して呑めた。次回3人でラウンドできるのはまた来年の夏だろう。

ともぞ~退治のタイトルまで考えて楽しみにしていたのに無念。

来年の夏、楽しみにしています!

 

締めに頼んだパフェ(800円)が、想像以上にボリューミーでお得感満載。

次回来たらまた頼もう。。。

 

Jホラーである。

清水崇が総合プロデュース、「ミンナノウタ」の角田ルミが脚本。監督は下津優太。

そしてなんと古川琴音が主演。

というのも2024年時点ではすでに、古川琴音は女優として一流の仲間入りをしていたはず。

なのになぜ、こんななんとも言えない映画に主演していたのだろうか。ユマニテ、大丈夫か?

 

人の幸せって、誰かの不幸せ=犠牲の上に成り立っている。太古の昔から、それは人々の暮らしの中で暗黙知として受け継がれてきた。かつては人柱を立てたり、村八分を作ったり、部落差別という形で他者に犠牲を強いて、安寧を享受してきた。

そんな人間の営みの闇の部分をわかりやすく見せたのが、この作品ということなのか。

 

ちなみに古川琴音以外、名の知れた役者が一切出てこない。

おばあちゃん役の役者さんは素人なのだろうか。セリフが棒読みだ。

ロケは古い民家と、田舎町だけ。あとは一部東京の街並み。金がかかっていない。

上映時間も89分。始まったと思ったら、あっという間に終わってしまう。

 

冒頭からラストに至るまで、盛り上がるシーンがなく単調だ。

そんなのっぺりしたストーリーの中で、古川琴音だけがあまりに大げさに恐怖したり叫んだりしているのが、何か切なかった。

あ、それからわりとショートボブが多い古川琴音にあって、この映画ではロングヘアだったのが印象的、だったかな。

映画には全然関係ないが。。。

 

全然怖くない、という点ではホラー作品としては微妙、、、、となる。

いっそのこと、古川琴音が怖い役をやったほうが良かったのに、とも思う。

彼女の切れ長の目は、独特の怖さをはらんでいる。かつてのホラークイーン、佐伯日菜子にも負けていない。

いずれ、そういった役もやっていただきたい。

北京から帰ってきた先週土曜日は暑かったが、そのあとはずっと台風の影響もあり曇りがちで涼しい。

朝晩などはエアコンが要らないくらいだ。

 

夏の間に枝葉が伸びに伸びたやまぼうしと、ポスト下の植木の剪定をやるにはちょうど良い。

日中は30度程度で風もあり、汗はかくものの死んでしまうような暑さではない。

子供の頃の夏って、こんな感じだった気がする。

暑いけど、外で活動しても体調を崩したり、熱中症で死んだりなんてことはなかった。

 

ほとんど石を敷いてしまったが、少しだけ残っている芝生の場所にショウリョウバッタがいた。

剪定中にはゲジゲジもいたので、まだまだうちの家の周りには虫がたくさん生息しているらしい。

 

 

 

結構大きい。バッタの中でも最大種だそうだが、オスとメスのサイズ差がかなりあるらしく、オスは5cm程度、メスは8-9cmあり、14ー18cmにもなるそう。

今回の個体は大きかったのでメスのようだ。

人間と違い、自然界ではメスの方が大きな個体の種はたくさんいる。

 

庭仕事して虫と遭遇。

ジムに通い始めてから足腰も鍛えているせいか、中腰や座っての作業を繰り返しても以前に比べて全然疲れなくなった。

60歳で延長せずに定年するつもりだけど、会社辞めたら屋外で体を動かす仕事をしたい。

もうじっと座っているのは疲れた。。。。笑

 

スタッフと昼食に行く時は、麺類を食べる機会が多い。手軽で安いからだ(大体20~30元)。

 

 

最近、会社近くのビル地下のモールに新しくできた、重慶の麺のチェーン店のお勧めメニュー。

辛さは本場の重慶の半分くらい(北京仕様?)、豆のペーストが辛みを抑えてとても美味しい。

ボリュームがあって、これで20元そこそこだから安い。

 

北京の街は、店の入れ替わりが早い。飲食店は流行らないと、あっという間につぶれて空き店舗となり、すぐに新しい店が入る。

そんな光景を見ていると、故郷の大阪の街を思い出す。

大阪もサービス、商品の質、値段の3拍子がそろわないと、あっという間につぶれてしまう。

 

こちらは会社からやや遠く歩いて6~7分のところにある、東北地方の麺を食べさせるお店。

酢が効いた滋味深いスープが旨い。中くらいの太さの麺との相性が抜群だ。

 

東京では最近、麻辣湯に続いてビャンビャン麺が流行っているらしい。中国では一般的に良く食べる幅広でもちもちの麺だ。

日本では近年ガチ中華が流行っているという。

個人的にガチ中華は辛さと油が日本人にはきついと思うので、たまに食べるのならOKかなと思う。

 

 

 

「北海道刺青囚人争奪編」からちょっと間が空いての視聴。前回からのつながりを思い出すのに少し時間がかかってしまった。

今回の「網走監獄襲撃編」は、この後の樺太での新たな展開につなげるためのブリッジのようなお話だった。

そのため、122分の時間のうち80分ほどはやや動きが鈍く、前半から中盤にかけては、あまり盛り上がりが感じられない。

ただこの90分、杉本一派(杉元、アシㇼパ、白石、キロランケ)と、 土方一派(土方歳三、永倉新八、牛山、尾形、家永カノ、奥山夏太郎)が網走監獄襲撃のために集まり、その後の監獄襲撃の最中に鶴見率いる第七師団が参戦、三つ巴の中で様々な裏切りが発覚、誰が味方で誰が敵なのか?が混乱を極めていく。まさにゴールデンカムイ、といえる展開。

 

残るラストの40分はまさにいつもの本作らしい派手なアクション、杉本の見事な不死身ぶりが観る者をくぎ付けにする。

網走監獄内で、看守でありながら実は土方一派だった門倉(和田聰宏)が700人の囚人を一斉に開放することで、鶴見率いる第七師団と肉弾戦を繰り広げるのだが、このシーン、60人余りの第七師団の精鋭がその10倍の囚人を相手に死闘を繰り広げる様が、あの「300(スリーハンドレッド)」を髣髴とさせ見ごたえがあった。

 

物語はアシㇼパの父・ウイルク(井浦新)への愛、アシㇼパと杉本の強い絆などが描かれて感動的。尾形によって頭部を狙撃され、一度は死んだように見えた杉本も「不死身の杉本」の名に恥じないくらい素早い回復を見せ(普通死んでるよな、、、笑)、次回作へ向けて更にパワーアップして戻ってきそうだ。

今作ではほかに国村隼、杉本哲太、北村一輝らも活躍。

 

山田杏奈はこの作品のおかげで知名度が全国区になった。推しとしては嬉しい限りだが、あまりアシㇼパちゃんのイメージが強くなってしまうのも困る。NHKでは「リラの花咲くけものみち2」が8月22日に放映予定。昨年10月テレ東放映の「シナントロープ」での好演もあり、個人的には朝ドラヒロインもチャレンジしてもらいたい。その実力は十分あるから。

本日はいつメンのK野プロ、UC嬢とのラウンド。

今年の夏は、7月ころがとても暑かったらしい(北京にいるから知らない。。。)。

だが、夏休みに入ってからは、最高気温もせいぜい33℃程度で、比較的過ごしやすい。

朝晩も涼しいので、エアコンが要らないほどだ。

 

今日はおよそ2年ぶりの新宇都宮CC。

8:54スタートと遅い時間だったので、ゆっくりして家を出たのだけど、平日ということを忘れていて、意外に道が混んだためコースについたのはスタート30分前を切っていた。

駐車場も混んでいて、平日というのに結構な賑わいだった。

 

スタッフさんの挨拶や接客がとてもよくて気持ちよい。

料金もリーズナブル(カート乗り入れ、昼食+料金込みで8,100円)。昼食は天丼をチョイスしたが、食べ応えあり美味しかった。

 

K野プロも今年で古希。カート乗り入れ希望というので、もちろんOK。

 

青い空に芝生が美しい。

日差しは強く暑いが、風が涼しく日陰に入れば暑さをしのげたものの、前の組がスローペースで、後半は途中途中でかなり待たされ、これが辛かった。そんな状況だったので、カート乗り入れにしてかなり助かったといえる。

 

中コース~東コース

久しぶりに使ったK野プロから借りているクラブセット。

シャフトが重く固いので、いつも苦労する。

タイトリスト VG3のドライバーは前半は全然当たらなかったが、後半の途中から「そうだ、グリップエンドを体の近いところで振るんだ」と気づき、そこからはコンパクトなスイングをこころがけて、それなりに飛ぶようになる。

 

アイアンはやはりイマイチだったものの、アプローチとパターでしのぐゴルフでなんとかまとめる。中コースは12番のドライバーが右に出てOB、13番は5WがフックしてOBとダボ、トリ。さらに、14番はダフリのオンパレードに3パットでトリ。この3ホールで叩いたが、パーも拾ったりして47。

 

午後の東コースは、比較的安定してきたものの、5番、6番とティショットがイマイチで、ともに4オン2パットのダボ。しかも2ホールとも1mのパットを外すミスでダボにしてしまったのが悔やまれる。後半は45で、トータル92。パットは16-14の30パット。

 

慣れないハードスペックのクラブで、ラウンドも1カ月ぶり、ほとんど覚えていないコースだったが、最近どんな状況であっても、最近90前後で回れるので、アベレージゴルファーとして安定してきた、と言えるかもしれない。

 

後半は前の組のスローペースのおかげで、セカンド地点で日差しにさらされることが多く、こんがり日焼け&体の水分を全部持って行かれてしまう。疲れた・・・・

 

K野プロ、UC嬢、今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

次回は国慶節、都合が合えばよろしくです~

昨日の朝便のJALで宇都宮に戻ってきた。

東京駅までは順調だったが、東北新幹線は連休初日ということで、座れたものの車内は大混雑。来年は一日早く帰ってくるようにしよう。

 

以前からFD2のグリルはなぜメッキ加飾なのだろうと思っていた。

スポーツモデルにメッキは不要だろう。

FD2に乗っていて、唯一の不満がグリルのメッキ加飾であった。

 

そこで、以前から買おうか買うまいか迷ったあげく、ようやく決断して買ったのが無限のスポーツグリル。無塗装を買ってボディ色に塗装しようかと思ったけど、ブラックが意外に合いそうなので、ブラック塗装のものを購入。

 

夕方涼しくなってから取り付けしたが、案の定てこずった。

昔から整備性の悪いホンダ車。

グロメット、クリップ類を外すのに一苦労。

さらに、予想していたことだが、樹脂のグロメット・クリップ類は劣化してボロボロ。

外した途端に破壊されて、再利用できたのはほんの一部。

 

しかも取説通りに取り付けたにもかからわず、一部ステーの位置が合わず、クリップ止めできなかったり、赤バッジもヤフオクで新品を買って取り付けたが、イマイチピッタリハマらずかなり浮いたまま。。。

 

それでも何とか取付完了。

近くで見るとエンブレムが浮いてしまい、そのうち経年劣化で脱落する懸念もあるが、そうなったらそうなったでまた買えばいい。

 

グリルを外すだけで、えらい大変な時間がかかってしまう。汗だくに、、、、

 

パッと見はいい感じ。

だが、クリップ類の半分は脱落し止まっていない。

もし走行中にガタが出たりしたら、ディーラーで新しいクリップを購入し、しっかり止めてもらおう。

 

やはりスポーツ車にはシックな色が似合う。

フロント周りが締まった印象になった。買ってよかった。。。。

うちのアパートの話である。

 

4月に長い係争の末、オーナーが変わった。

以前の名前は洋風でおしゃれだったのに、新しい名前は中国語読みとなり響きもイマイチ。

職場の中国人の部下に言ったら、「カラオケクラブみたいな名前で品が無い」と言われた笑

 

品があるかどうかはわからないが、オーナーは上海の企業グループのトップ。

この間、アパートから突然WeChatで通知が来た。

内容は「8月より13階より上のフロアのフロアナンバーを変更します」とのこと。

 

意味が分からん。

 

読み進めると以下の通り。

 

13階は15階に

14階は16階に

15階は17階に

16階は19階に

17階は20階に

18階は21階に

 

なります、とのこと。2階から12階までは変更なし。

要は、風水を重んじるあまり自分のアパートのフロアナンバーを変えてしまったということらしい。

 

めんどくさ。。。。。

 

スマホに入っているデリバリー関連の部屋番号の変更をしないといけない。

政府に提出する書類も変更必要かと思ったが、それは総務が確認してくれて簡単な手続き(アパートが代行)で済んだ。

 

こういう自分がやりたいことに関しては仕事が早い。

あっという間に部屋番号のプレートが新しい番号に変わり、エレベーターホールの階数表示も取り替えられた。

まだ部屋の位置を示すプレートは変えられていないが、それも時間の問題だろう。

 

そのくせ、部屋の掃除の業者を変更した結果、掃除の質が著しく落ちるなどサービス面ではむしろ悪くなった。

この点については、Sネさんが不動産屋を通してクレームを入れまくって、最近少しよくなったが安心はできない。

 

エレベーターのボタンは以前のまま。

MATTは15階だが、降りたら17階という表示が出迎えてくれる。

これって消防法的には問題ないのだろうか。。。

 

いずれにしても、風水を重んじるのは結構だが、顧客のことも少しは考えろよな。怒

 

 

ドラマを先に観てしまったので、多田(瑛太)と行天(松田龍平)がなぜ一緒に暮らしながら便利屋をやっているか、という話の流れがわからなかったが、ドラマの前後に公開された映画を観て良く理解できた。

監督は、「さよなら渓谷」「セトウツミ」「MOTHER マザー」などの大森立嗣。

 

「 まほろ駅前多田便利軒」は、時系列的にはドラマ版の前に位置する。ただ細かな設定に整合性が無いので、ドラマ・映画はパラレルワールドであるという解釈もあるらしい。

この映画で多田と行天が子供時代にある事件をきっかけに、少し気まずい関係になっており、運命の糸に導かれるかのように再会し生活を共にするようになる。

2011年に撮られた本映画は、日本映画あるあるでセリフが聞き取りづらい。「ベイビーわるきゅーれ」でもそれはギャグにされていたが、ボソボソと聞こえづらいので音量を上げたら、突然大声で叫んだりBGMが鳴り響いてびっくりしたり。。。笑

2014年公開の「まほろ駅前狂騒曲」は、その辺は改善されていた。

 

便利屋業務のさまざまなエピソードを通して、多田と行天が事件以来溝が出来ていたお互いの関係性を、少しずつ近づけていく過程が丁寧に描かれている。多田は幼いわが子を失くした過去を持ち、行天は母親からの愛情を受けずに育った。それぞれが辛い過去を背負って生きている、というのもこの作品で描かれている。真面目で一本気な多田と、一見ちゃらんぽらんだが筋の通っている行天。魅力的なバディはこの映画で誕生した。

 

出演者はなかなか豪華だ。

 片岡礼子と鈴木杏は、自称コロンビア人娼という役柄。演技の上手い二人だから嫌味が無い。 
行天の元妻・三峯凪子に 本上まなみ。同性のパートナーがいて、行天は子供が欲しい彼女のために精子を提供したという過去がある。鈴木杏演じるハイシーのストーカーに柄本佑。その母に梅沢昌代。
弁当屋の大森南朋や、松尾スズキらはドラマ版と同じく出演。多田便利軒常連客に、大森南朋の父親の麿赤兒。裏組織のボスの星に高良健吾。まほろ署刑事に岸部一徳と三浦誠己(ドラマ版にも出演)。看板持ちのオジサン役で 宇野祥平が。

 

ドラマの後日譚の位置づけの「まほろ駅前狂騒曲」は、展開が二転三転し、最後はバスのハイジャックまで起きる大事件に発展するなど、映画らしく楽しめる内容だった。

本上まなみ演じる凪子の娘・はるを多田が預かることで、子供嫌いだった行天の心が少しずつ開いていく様子が描かれ、ほっこりさせられる。心優しい二人の男の活躍が心地よい。

 

出演者は、「 まほろ駅前多田便利軒」出演者に加えて、ドラマ版で出演した真木よう子のほか、 奈良岡朋子 、新井浩文、古川雄輝、信太昌之、伊佐山ひろ子ら。凪子のパートナーとして、ラスト近くに市川実和子がちょい役で出演。永瀬正敏は新興宗教を率いる怪しい役どころで、さすがの存在感を示していた。

また、木竜麻生は本作に喫茶店のウェイトレス役で女優デビューしたというので楽しみにして観ていたが、なんと、後ろ姿のみで顔が出ず声だけ、、、マジか。。。それでデビュー作というのも可哀そうだ。

 

瑛太と松田龍平。二人とも決して多弁ではない役者同士だが、それだけにふとしたことで発する一言や、目の表情、沈黙の空気などが、ぶつかり合いながらも心の奥深くでしっかりとつながっているという多田と行天の不思議な関係を自然に演じている。

 

2014年以降続編が無いが、あれからもう12年。二人とも若者ではなく中年の域に差し掛かってきた。

やはりこのドラマはどこか鬱屈したものを抱えながらも不器用に生きていく若者が演じた方がよい。

もしまたこのドラマをやるのであれば、今の若手俳優で違った色の作品にしてもらいたい。

1968年制作と、SF不朽の名作も気が付いたらMATTとほぼ同じ年齢に。

むかーし、多分一回観たと思うけど、なんだか荘厳な映画だがストーリーはチンプンカンプン。

若干20そこそこのガキには、キューブリックの魂を受け止める器が無かったのね。。。

 

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」というジュール・ベルヌの言葉がある。

およそ60年近く前にアーサー・C・クラークが書いて、スタンリー・キューブリックが撮ったこの作品には、今、我々の世界にある技術をたくさん見ることができる。宇宙ステーション、音声認識技術、リモート通話システム、AI。

ただ、2001年になっても木星への有人飛行はできなかった。でもできないものがあるということは、未来に希望が残されているということ。夢がある。

 

この映画、とても絵画的で美しい。その美しさに初めて見た時は気づかなかった。それは「美食」が、様々な食を経験しないと本当の美味しさがわからないということと似ている。初めて観た日からおよそ30年以上、その間、多くの映画を観てきた。そして今、やっとキューブリックの撮ったこの作品の美しさを知った。

 

それはキューブリックの職人気質ともいえる撮影に対するこだわりのせいでもある。

Wikipediaの記述の、「宇宙空間では大気が存在せず、遠くの物体も鮮明に見えることから、カメラのレンズを極限まで絞り込み、それによって不足した光量を補うために1フレームに4秒以上の超低速度撮影が使用されている。」というのを読んだ時、まさにヘンタイの所業、現場はたまったものではないが、そのおかげで観る者が宇宙空間に浮遊しているかのように感じる、あの絵が完成したのだ。素晴らしい。自分の趣味で撮るならいざしらず、商業映画でやってしまうその徹底したこだわりにしびれる。

 

中盤のAIコンピューター”HAL”とボーマン船長との対決は、SFスペクタクルな展開で手に汗握るシーンの連続だが、後半からラストのモノリスとの接触以降は宇宙の起源と未知の知的生命体との遭遇が、美しい映像とともに展開され、神秘的な色彩に心奪われる。難解と言われるラストも、観る者の宗教観で解釈すればよいので何も肩肘張って観なくてよい。

 

キューブリックが提示する人類の起源や進化、宇宙の神秘、知的生命体との遭遇など、崇高な世界観ばかりに気を取られていては、この映画の楽しさを見失う。

導入部、我々の祖先であるおサルさんたちが進化の一歩を踏み出すパートを微笑ましく眺め、前半部のゆるい展開で少し息をつき、中盤のSFスペクタクルで手に汗握り、後半からラストにかけては人類のまだ見ぬ未来をのぞき見するかのような刺激に震えながら宇宙の荘厳さに思いを馳せればよい。絵画的美しさを堪能することも忘れずに。。。