小学生の頃からたくさんの映画を観てきたが、デイヴィッド・リンチの作品は子供の頃に観た「エレファント・マン」のみ。

あの映画は比較的わかりやすい作品だったが、「ツイン・ピークス」(これも未見・・・)に代表されるように難解な映画を撮るカルト監督として、一部のファンには絶大な人気を誇る。

 

ちなみにMATTはデイヴィッド・リンチが撮るような映画は「大」好きだ。

今回もWOWOWで2月初旬に連続してオンエアされたので、ネットTVを駆使して遡って観てみた。

 

一度観ただけ、いや何度観てもリンチ監督の頭の中を開いてみないことには理解不能のストーリーだし、そもそも本当に筋書きがあるかも怪しい。

しかしそんなことはどうでもよくて、フォギーがかった美しい映像、悪い夢を見ているかのような不安定な心情になる展開、美しい女優達、それぞれが魅力的だ。

主演のナオミ・ワッツは、アジア人にも受ける美人で、共演のローラ・ハリングはエキゾチックな美女。華やかなハリウッドの映画界が舞台なので、ピタリのキャスティングである。

 

ナオミ・ワッツ。

ええわあ、、可愛い。

 

そもそも映画というのは映像作品の中でも、もっとも作り手の自由度が高い芸術ではないだろうか。だからこそどんな形であれ、本人が作りたい作品を撮ればいいし、観客はその中から自分にマッチした作品を取捨選択して観ればいい。

意味が分からないからダメとかいう人は、映画を観る資格がそもそも無いし、語る権利も持ち合わせていないことに早く気づくべきだ。

映画を観るときは感性を解き放ち、もっと自由に、好きなように観ればいい。

もちろん、監督が描きたかったものは何かを事前、事後問わず知ろうとする知的好奇心も必要だが。

 

ネット上では考察を書いた記事も多々ある。

よくここまで見てるな、分析しているなというものもあり非常に面白い。

そういった考察記事も観ながら、自分なりの「マルホランド・ドライブ」を何度も楽しめばいい。

細かな考察はそれぞれの観客の感性で感じ取ればよいが、キーワードはいくつかあるのではないかと思う。

それはリンチ監督自身が語っているように、ビリー・ワイルダーの名作「サンセット大通り」(これも観ないとな。。。)が作品の下敷きになっているとか、ハリウッド映画界の光と闇を描いているとか、シュールレアリスムに傾倒していたとか。。。

こういった背景を理解すれば、この映画をもっと楽しむことができそうだ。

 

「エレファント・マン」以来、リンチ作品を何十年ぶりかに観たが、実に面白かった。

WOWOWではほかにも「ブルーベルベット」イレイザーヘッド」も放映したので観てみるつもり。