中国での生活はスマホ一個あればなんでもできる。
そういった制度設計を政府主導で一気にやってしまえるのが、社会主義国家のいいところか。
とにかくスマホアプリを使いこなせないと何もできない。
銀行口座が開けても、WeChatやAlipayなどと紐づけられないとだめ。
紐づけるためにはパスポートが必要だが、色々な手続きで手元に無かったりして、数日間にわたって何も買えない状態が続いた。これはかなり不安である。
アパートからは地下鉄で一駅、ドアtoドアで25分程度。
和光に1時間40分かけて通っていたのが懐かしい。。。
地下鉄もAlipayがないと通れないので、不動産屋さんにお金を借りてカードを購入。
また、日々の買い物やお昼ご飯は、4月から駐在している先輩駐在員のSネさんがとても親切で、手取り足取り教えてくれる。
MATT、いつも運がいいと思う。
木曜ころまではこんな生活が続いていたが、やっと銀行口座との紐づけができて、Sネさんのサポートのもと、地下鉄に乗ったり買い物したりを経験。
何度か使わないとすぐ忘れてしまいそうなので、できるだけ最初は買い物したり積極的に使う。ほぼ全国民がWeChatとAlipayを使っているので、飲食店での一括支払い、金の貸し借りも簡単。日本だと「ああ、オレ〇〇Payしか使ってないから」とかはない。確かに便利だ。
中国語がほとんどわからないが、とにかくスマホ決済なら言葉を交わさなくともなんとかなる。
店員さんもここをこうして、とか教えてくれる。
さて、次はいわゆるフードデリバリーをオーダーするというステップが。
そしてAlipayなどでタクシーを使いこなすのがその次。
この2つができるとやっと駐在員として一人前となるだろうか。