というと、言い過ぎかも。
他の5球団が揃って借金生活というのが不甲斐ないし。
それでも40年近く阪神ファンをやってきて、ずっとこのチームを観てきた身から言えるのは、投打にこれほど充実したスタッフが揃った年は記憶にない。
1985年も2003年も、2023年もそれなりにバランス良いチームだったけど、選手がみな若く、ドラフトで獲得した生え抜きが揃い、外国人助っ人の力をほとんど借りずに優勝、というのはなかなか無いだろう。
そういう意味で、これまでに見たことのないスタイルの、強い阪神タイガースだった。
シーズン当初、コーチ経験の無い藤川監督に不安があったが、若い選手を上手く指揮し、投手陣の統率にも知恵を使い、何より我慢強く選手を信じて育て、使い続けた末に優勝した功績は大きいだろう。無論、ここ10年の阪神ドラフト戦略が実を結んだことも大いにあると思うが。
あとはクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズを制するだけ。
それにしても、阪神が優勝する年は必ずMATTが海外にいるというジンクスは、今回も成立しそうだ。今は日本にいるけど11月には中国に赴任している。。。
阪神にはぜひ、日本一になってもらいたい(MATTが海外駐在するのも多分、これが最後なので、、、、笑)。