パンが好きだ。
パン屋をやりたいくらい好きである。
「義母と娘のブルース」を観ていた時も、佐藤健のパン屋「ベーカリー麦田」が出てくるたびに、
パン屋いいなあ、、、と憧れていた。
最近、10年来行きつけの美容院の美容師さんから、美味しいと聞いてたまに買うようになったのが、ナチュラルベーカリー パン工房 くりいむ である。
小さなお店で、いつも節電のためか電気がついていない、御主人と奥さんだけで切り盛りしている店だ。
自宅周辺には、ペニーレーンや、パンデパルクなど、有力なパン屋さんがある。
カルナに入っている、ポンヌフも美味しい。
ペニーレーンは最近高級化しすぎて、その味と値段のバランスに納得いかなくなり、御無沙汰している。
ポンヌフや、パンデパルクは、美味しくてお値段も納得なので利用しているが、くりいむは、そこに加えて、作り手の人柄が見える、というところでポイントが高い。
パンの値付けは、クオリティを考えると、ちょっと安すぎるのではないか、と思えるのだが、それもご主人の人柄に触れると納得がいく。
きっと、美味しいものをたくさんの人に味わってほしい、というパン職人の気概からなのだ。
先の美容師さんによると、御主人も60を迎えるので、そろそろ引退しようかとこぼしているとのこと。
せっかくいいパン屋さんが見つかったのに、それは非常に残念。
そんなこともあって、今日も都内へ定期健康診断に行った帰りに立ち寄り、パンを買ってきた。今どき6~7個も買って1300円ちょっと、って安すぎないだろうか。
あんパンなどは、たっぷりのアンコに塩味の効いたパンが絶妙で、こだわりを感じる。
またカレーパンは、カレーがこれでもか、と詰まっていて、カレーパン好きのMATTにとっては、これまでの人生でNo1の評価だ。
パン好きなので、つい熱くなってしまったが、できる限り長く営業していただきたいし、そうであれば、これからも応援していきたい。