以前、歴代シビックはほぼ乗ったというような記事を書いたけど、アコードも自分の車、他人の車含めほぼ各ジェネレーションに乗ったことがある。

 

さすがに初代SJ/SM型、2代目SY/SZ/AC/AD型は乗る機会が無かったが、3代目のCA型、4代目CB型は会社の先輩の車の助手席に乗った。

 

そして5代目のCD型はクーペとともに所有。

 

まだフィルム写真というのが時代を感じる。

後期モデルのセダン・SiR。

ホイールは本当はグレー塗装品が標準だが、アコードワゴンに乗る会社の先輩から交換してほしいと言われシルバーへ換装。

 

6代目のCF型はかみさんの母親がトヨタ・コロナからの乗り換えで購入し、たまに運転したことがあった程度。

ただ北米モデルは駐在して間もないころ、テンポラリーカーで半年ほどお世話になった。

 

そしてテンポラリーカーの代わりにリースされたのが7代目CL型。

カンパニーカーとして3回、乗り継いだ。

それまでのホンダ車とは一線を画す乗り味、ボディのしっかり感と静粛性に驚いた記憶がある。

 

駐在最初にリースしたアコード。

 

2年のリース終了後のモデル。

隣には初代RDXが。この約20年後にまたオハイオに帰って来て、その後継モデルに乗るとは思わなかった・・・

 

駐在帰任直前にリースしたアコード。

色は綺麗なライトブルー。

 

初めて革シート+ナビのオプションモデル「EX-L」を借りられたのだが、帰国まで半年だったので、短い付き合いになった。

 

続く8代目CU型は乗る機会なかったが、9代目のCR型は韓国でリースカーとして乗った。

 

在庫が余っていたためV6モデルに乗れるという幸運も。

 

そして昨年3月まで駐在していた時に乗った9代目CV型。

このアコードが歴代アコードの集大成ともいうべき出来だったと思う。

それほど乗れば乗るほどに良い車だった。

 

かつてライバル・カムリと北米でのミドルセダンの覇権を争ったのも今は昔。最近時ではカムリに販売で大きく水を開けられている。

 

だが、車の出来は全然アコードの方がよい。

これは手前みそではなく、走りも内装の質感もカムリより高いと感じるのだが、売れないとどうしようもない。。。

 

現行の10代目CY型は駐在員の車に何度か乗せてもらったが、乗り味は9代目CV型で完成されているので特に感動はなかった。

 

こうやって歴代アコードを並べると、車ってデザインだけ見る限りそんなに大きく変わらないように思えるが、乗って走れば断然新しい車が進化していることを感じられる。

 

BEVになるとそういった感動とは無縁になってしまうのだろうか。

SDVはどんどん進化するかもしれないが、クルマ好きには残念な限りである。