人気シリーズは、こういった形でSPECIALをやってくれるとファンは嬉しい。

 

今作は悪の組織?(w)、ミネルヴァ不動産のエース神木涼真(ディーン・フジオカ)と、ミネルヴァの唯一の良心ともいえる花澤涼子(倉科カナ)が主演。

 

ディーン・フジオカは、完璧ともいえる王子様キャラで、日本の俳優界において非常に貴重な存在といえる。40代とは思えない若々しさだが、30~40代の王子様キャラの正統派イケメンでは、ほかに向井理、岡田将生などがおり、いずれもいわゆる「絵になる」男たちだ。

韓国のイケメン俳優はスラっと長身でスタイルよいが、彼らは日本男児として全然負けていないと思う。

 

倉科カナは現在NHKBS4Kドラマ「TRUE COLORS」で主演を張っている。

彼女は30半ばになってようやく自分のポジションが見つかったと思う。

素晴らしい演技で、この冬ドラマでも名作になること間違いなしと感じた。

 

倉科カナ。昔からルックス・演技ともに大好きな女優さん。

年を重ねて魅力が増し増し。。。。

 

脚本は根本ノンジ。彼らしいそつない作りで、初めて観た人にも楽しめる内容となっている。

いつものように、不動産業界の現状や法制度をわかりやすく解説しながら、現実に起こっていることをドラマの中で紹介。

今回も空き家問題をめぐるビジネスが、そんなことになっているんだ。。。と納得。

 

物語は神木の過去にも触れながら、花澤との距離も縮まり次回作(シリーズ3は難しいか、、、)にもつながる展開で期待が持てる内容だった。

 

登坂不動産の面々は出てこないが、レギュラーシリーズのメンバーに加えて、ゲストに武田鉄矢、松坂慶子の大物俳優、朝倉あき、坂口遼太郎、坪倉由幸らが参加。

田中泯や高畑淳子も味のある演技で再出演。

またミネルヴァ不動産の新人社員に西垣匠とともに、見上愛が。

来年の朝ドラヒロインを掴んだ、若手でも伸び盛りの彼女。演技力も高い彼女の今後の活躍に期待。

 

福原遥もメジャーになってしまったので、各出演者のスケジュール調整が難しいかもしれないが、ぜひまた続編を期待したいドラマである。