こういう(敢えて敬意をこめて言うが)くだらないドラマは、いつもたまやんが教えてくれる、、、w

 

仲村トオルは器用なタイプではないと思う。

きっとこのドラマも阿部寛がやったらもっと面白かったに違いない。

しかし、常に一生懸命でいっぱいいっぱい(に見える)のが、彼の持ち味。

このドラマの主人公・町中華のオヤジ役も、いい味を出している。

 

最近見た「おっちゃんキッチン」は店主が無口で、そのため客が一方的に誤解するというスタイルだったが、本作は真逆でよくしゃべるがてんでズレているオヤジと、誤解される客の意識のGAPの面白さを楽しむドラマ。

 

とにかくオヤジの勘違いぶりがすさまじく、客は顔芸でその勘違いを受け止める。

(おっちゃんキッチンでは、北村一輝が客の勘違いを顔芸で受け止めていた)

 

15分のショートドラマで12話。

ゲストは毎回バラエティに富んでいる。

きたろう、高橋ひとみ、山崎紘菜、吉村界人、華村あすか、円井わん、柄本時生となかなかの布陣。

 

山崎紘菜は相変わらず可愛いのだが、オヤジのかつての恋人役というのは無理がある。

仲村トオルがいかに若く見えるからと言って、親子か年の離れた異次元カップルのようだ。

 

山崎紘菜。ウェディング雑誌を必死に見せて結婚をアピールするも撃沈。

こんな可愛い子を袖にするとは、さすが仲村トオル(違うって)。

 

円井わんはおそらく初めて見るキャバ嬢役。

彼女のキャバ嬢というのは想像を超えていたが、意外に可愛くてびっくり(失礼)。

円井わん。いや、ほんとGAP萌えかも。

でもこれも彼女の高い演技力のなせる技。

 

個人的には高橋ひとみの回が好きだったなあ。

 

お金はかかっていないが、役者の演技で魅せるドラマは今後もウェルカムです。