北米出張中のこと。
ナカちゃんを土曜日にどこに連れて行ってあげようかと思念していたら、金曜の夕方からホテル前の広大な公園で何やらやっている。
どうも週末にヒストリックカー(クラッシックカー)の催しがあるようだ。
続々とミントコンディション(きれいな状態)の珍しい車がやってきて、ランダムに停め始めていた。でもよく見ると、同一車種は固まって駐車・展示されており一定のルールはあるようだ。
この日は日差しが強く暑かったので1時間ちょっと歩き回っただけで結構ばてたが、日本の夏に比べると全然。。。。
このスペースは日本ではほとんど見ないAMCの車が並んでいた。
そのほかにも珍しい旧車、欧州車、日本車の展示も。
あまりに膨大な展示数で、写真もいっぱい撮ったがそれらはおいおいupしていきたい。
フォード・ファルコン。これも日本ではなじみのない車種だが、映画「MAD MAX」で主人公が乗っていたインターセプターはこの車の子孫だ。
オーナーのオジサンが話しかけてきたので、色々聞いてみる。
写真の車を買い取ってオールペン、レストアしてここまでの美しい車に仕上げたそうだ。
内装のフィニッシュもものすごく丁寧で、素晴らしい熱意だ。
こちらは色違いのダッジ・チャレンジャーそろい踏み。美しい。
こちらもかなり美しいT‐バード(フォード・サンダーバード)。
オジサンに「かっこいいT‐バードですね!」と言ったら、ものすごく満面の笑みだった。
内装もクール。すんばらしい。
歴史の新しいアメリカでは、古いものに対する憧憬と敬意が強い。
またそんな若い国でもモータリゼーションの歴史は古く、しかもその質は欧州にも負けていないだろう。
自国の産業と工業品を大切に扱う姿は、日本も見習わないといけない。
こういった催しはアメリカの各地で行われ、それこそ星の数ほどのヒストリックカーが集う。
日本ではなかなかこうはいかない。
うらやましい限りだ。