はじめてリブログ機能を使ってみた。

 

「透明なゆりかご」は、ドラマ・映画を見るようになってからここ2年ちょっとで300本以上の作品を見てきた中で、最も好きな作品の一つだ。

 

2年ぶりにもう一度全10話を見直すことにした。

今回はかみさんと一緒に観たが、かみさんもどっぷりとハマったよう。

ちなみに今回も毎回ウルウルして見ていた。。。

 

良いドラマは何度見ても新たな感動を味わえる。

沖田×華の原作、安達奈緒子の脚本、演出、CHARAの主題歌(最近はこの主題歌を聞いただけで涙ぐんでしまう。。。。)、そして若き清原果耶のピュアで確かな実力を伴った演技。

全てが最高の要素が揃っていたので、名作となったのだろう。

 

お話の構成も1話~4話まで重い話が続き、5話、6話で少しその傾向も弱まったかな、と気を緩めると7話以降一気に畳みかけられて、最終回10話は鈴木杏と金井勇太の夫婦役の壮絶な演技力に圧倒され、涙腺大崩壊。

 

命の重さ、大切さに真正面から取り組み、絶望も見せるが希望を見せることも忘れない。

そしてその作り手の想いを、素晴らしい役者たちがそれぞれの名もなき人たちの悲しみを確実に演じ切る。

 

時代を越えて語り継がれるべき作品はそう多くない。

「透明なゆりかご」は、そんな作品であると自信をもって人に勧められる作品だ。

 

清原果耶演じる青田アオイと、酒井若菜演じる母・史香の母娘の愛もこのドラマの見どころのひとつ。アオイのモデルである原作者の沖田はアスペルガー症候群で、そのことで母親は育児に悩んだ過去を持つ。

母と娘がお互いのことを理解し、思いやる過程が丁寧に描かれてこちらも感動だ。