たぶん、、、だが2022年初頭くらいにシーズン1を見た記憶が。
マンガが原作で、ラブコメということで肩の力を抜いて楽しめる。
さすがに2年も前になるので、シーズン1がどんな話だったか、ストーリーの詳細はあまりはっきり覚えていない。
面白かったのでシーズン2を見ようとしたら、アンブロックには1話しかupされておらず(全4話)見るのを断念。
あの頃は見たドラマすべてupしていなかった。「最愛」「ハコヅメ」なども見たのにupしていない。このドラマも面白かったがブログには書いていなかったようだ。
NHKでは伊藤沙莉が「虎に翼」で飛ぶ鳥を落とす勢い、また大河では「光る君へ」もやっており、いいね!光源氏くんの再放送は必然だろうか。
おかげで本作視聴をコンプリートできたのだが。
「虎に翼」を毎週見ているけど、今の伊藤沙莉はずいぶん風格があるように見える。
たった数年のうちに、本当に立派な女優さんに成長したんだな、、、とファンとしては嬉しい。
光源氏に千葉雄大。甘いマスクで平安貴族の光源氏のイメージにはぴったり。
桐山漣(おい!ハンサムでのクズ夫役は最高)の中将も凛々しさ勝ってはまり役。
シーズン1を見た当時は気づかなかったが、神尾風珠も出ていたのね。
入山杏奈、小手伸也、榊原郁恵に加えゲストには武田玲奈も出ていた。
シーズン2では一ノ瀬颯(SHUT UP!で、ヤバい大学生役を好演)、紺野彩夏(わたしの夫は‐あの娘の恋人‐で主人公の夫を寝取る女をこちらも好演)が参加。
伊藤沙莉の小気味よいボケ、突っ込みはさすがだし、千葉雄大演ずる光源氏が、何か感動したらすぐに和歌を詠みあげるのも、わかっていながらも笑ってしまう。
ほろりとするシーンもあるが、基本タイムスリップものの王道である「カルチャーギャップ」を楽しめる作品。
とはいえ、そもそもフィクションである「光源氏」の主人公が、なぜ現実世界に現れるのか?の謎については壇蜜演じる紫式部が登場するシーズン2の最終話で判明する。
やはりシーズン2を見てよかった。
ずっとモヤモヤしていたので、、、、笑
長らく子役で活躍してきた伊藤沙莉は、2015年の「トランジット・ガールズ」で初主演、佐久間由衣演じる義理の姉に恋をする主人公を好演した。
その後も様々な脇役を経験、2017年の「ひよっこ」で脚光を浴びて2019年、同じNHKの「これは経費で落ちません!」出演以降、ドラマ・映画にひっぱりだこになっていく。
彼女のすごいところは、主役も脇役も同じ熱量で演じるところ。
脇役でも存在感出し過ぎてしまうあたり、主演の役者もうかうかしていられない。
本作でも光源氏が主人公なのだが、沙織を伊藤沙莉が演じることでライトなラブコメも深みのあるラブストーリーに昇華したように思える。
それだけ、伊藤沙莉の役を作る熱量が半端ないということだろう。
今、2018年上半期の「半分、青い。」以来、久しぶりに朝ドラを見ている。
「虎に翼」は、ここ何年かの朝ドラの中でも名作の仲間入りをするかもしれない。
まだ始まって1カ月だが、そんな予感がするのも伊藤沙莉の熱量がすごいからだと断言できる。
「虎に翼」は、伊藤沙莉の代表作になるでしょう。それだけよいドラマです。