本来はシーズン２から見るべきではないのだけど、ＮＥＴＦＬＩＸで１，２ともにあったので、推しの土村芳出演の２から見ることに。
土村芳は、主人公の猿川（桐山照史）の同期の小野寺美優役で出演。
営業部のエースで普段は大人しい性格だが辛い物を食べると性格が豹変し、ドＳの女性に変貌するという役柄。
土村芳がキレて怒鳴ったり大声を出したり、人を威嚇したりというキャラを演じたのを初めて見たので新鮮だった。
ああ、こんな声も出せるんだ、、、、と彼女が次回どんな役をやってくれるのか楽しみが増えた。
清楚、穏やか、というキャラが多かった土村芳。
このドラマでは、普段はいつもの土村芳のキャラながら、キレるとまるで二重人格のような変わりよう。彼女の演技力は無限大である。
ストーリーは中堅飲料メーカーのロンロン・営業促進室の面々が、数々の困難を乗り越えて結束を固め、激辛道を極めていくお話。
激辛を極めることと、営業成績がどうリンクしていくのかなどは考える必要なし。
純粋に桐山照史演じる猿川が、辛い物を旨そうに食べていつの間にかお客の心をつかんでしまっている、というストーリーを楽しめばいい。
ＭＡＴＴも韓国時代にＫＣさんらに鍛えられて、辛い物に対する耐性はかなりグレードＵＰしたのだが、このドラマで出てくる辛い物たちは、マジ辛そう、、、、
やはりハバネロやジョロキアあたりは、相当のゲキカラドウ達者ではないと乗り越えられないだろう。
どのエピソードも予定調和的なのだが、最終話につながる中国企業の買収劇のお話はそれなちに緊迫感もあり、楽しめる。父子のほろっとさせられるお話もあり、良い。
シーズン１からのレギュラーである前川泰之、森田甘路、平田満、高田純次に加え、新加入の橋本大晴が高田純次扮する社長の息子役で出演。
ゲスト陣は懐かしい女優さんが参加。雛形あきこ、かたせ梨乃、中山忍ら。
赤井秀和の娘の赤井沙希は女子プロレスラー役。最終話では真飛聖、和田聡宏、宮川一朗太ら。
桐山照史は人懐っこいキャラクターで、お客さんに可愛がられるタイプの営業。
やはり会社の顔である営業マンのキャラクターは重要である。
いつの時代でも、ビジネスは人と人のつながりが最後はものをいう。
同じ条件であれば信頼できる人の言うことを選ぶし、この人を信じて賭けよう、というものだ。
このドラマを観て、昭和な営業活動しているなと時代遅れを指摘する向きもあるかもしれない。だが業界にもよるとは思うが自動車業界では日本でもアメリカでも、最後に競った時は営業マンの質が決めてになるのは今も変わらない。
営業マン、大事な存在だ。