会社の制服はずっと上下白の作業着だ。

 

本田宗一郎が「汚れたらすぐわかり、新しい作業着に交換できるよう」と定めてから、ずっと白の作業着がシンボルだった。

 

作業着を着て外出した時に目立って、やや恥ずかしくとも。

パナウェーブ研究所が世間を騒がした時に、間違えられて(?)困っても。

それでも、この白の作業着が、やはりホンダイズムのように思えた。

漫画家のゆうきまさみはHondaファンで、「機動警察パトレイバー」において特車課の整備班の作業着は上下白のつなぎだった。

 

その作業着のズボンが今年から変わった。

伝統でありずっと変わることが無い、と思っていたがついに。

アメリカでは従業員意識調査を行った際、かねてから白いズボンは不満があったようだ。

(日本もそうだったようだ)

そこで、紺色のパンツに変わった。

上着は白のままだ。

 

先日、オーダーした紺パンが来たので、今日から履いてみた。

まさか、作業着の色が変わる日が来るとは思っていなかったので、なんか変な気分だ。

でも、紺パンのおかげで帰りにスーパーとか寄り道しても、違和感ないいで立ちとなる。

 

でも、、、、、

やや一抹の寂しさも感じてしまうのも事実。

なにせ30年も上下白の作業着だったからなあ。。。。。

 

とはいえ、白のズボンもまだ手元にあるので、たまには白ズボンも履いてみよう。