今日からサマータイム終了のため日本の時差が14時間になる。
そのおかげで、コンペの出発時間にかぶらずに、日本シリーズ第7戦を観ることができた。
朝5時半に起きてTVをつけると、ノイジーの3ランホームランで阪神先制。
昨日、第6戦も朝から観ていたが、オリックス山本由伸のさすが絶対エースという、素晴らしいピッチングで完敗。
しかし、あれは山本が凄すぎたので、阪神にとっては精神的なダメージは薄かっただろう。
その期待もあり、最終戦はオリックス先発・宮城だったが、阪神は勝ってくれるだろうと信じていた。
3点先制された宮城は明らかに動揺を隠しきれず、その後阪神打線に捕まる。
今シリーズ、ホームランはノイジーの2本だけ(伝統的に阪神は日本シリーズでホームランが出にくい)だが、かつての横浜やロッテのように単打でつなぐ打線が爆発。
また、帰ってきたエース・青柳が試合を作り、本来先発の伊藤将がしっかり締めて、桐敷、岩﨑の安定した継投で逃げ切った。
ただ、やはり岩﨑は抑えタイプでないことは、この第7戦でも見受けられた。
クローザーは力でねじ伏せる剛球が無いといけない。彼は中継ぎがベスト。
来季は湯浅が戻って来てくれると信じたい。
和田、真弓、金本、矢野という、勝つためのロジックを持ち合わせていない監督たちの長い暗黒時代を経て、やっと岡田という名将が帰って来てくれた。
彼の野球は将棋のように、先の先まで洞察して手を打ってくる。
長いシーズンをどうやって戦うかの戦略がある。
今年の戦いは見事の一言に尽きた。
選手たちも素晴らしく、若手、ベテラン、外国人がいいバランスでチームを盛り上げ、ファンが喜ぶ試合、プレーを見せてくれたのも嬉しい限り。
何度も書いてしまうが1985年以降、阪神がリーグ優勝、日本一になった年はすべてMATTは日本にいない。
2003年、2005年のリーグ優勝(アメリカ)、2014年のクライマックスシリーズからの日本シリーズ(韓国)、そして2023年のリーグ優勝&日本一(アメリカ)。
阪神ファンからは二度と日本に戻ってくるな、と言われそうだ。。。。。