18年ぶりに阪神タイガースがリーグ優勝した。

 

2003年も18年ぶりのリーグ優勝(星野監督だった。そしてその時もアメリカにいた。

その2年後の優勝(岡田監督)の時もアメリカにいた。

そして、今回の優勝(岡田監督)。やはりアメリカにいる。

MATTがアメリカにいる時でないと、阪神は優勝できないようだ。。。。

 

ずっと阪神タイガースファンではあるが、ここ10年はブログに書くのも馬鹿らしくなるくらい、阪神というチームの戦い方が面白くなかった。

2008年、岡田が退任した後、真弓、和田、金本、矢野と政権は交代してきたが、正直、コアな野球ファンには、彼ら監督たちはチーム作りも戦術・戦法も確たるものが無く、見ていて本当につまらなかった。

 

ずっと岡田監督に戻ってきてほしいと思っていて、今年監督に返り咲いた時は本当に期待したものだった。

 

それにしても見事な闘いっぷりであった。

守りを重視したチーム作りは、理にかなっている。

広い甲子園、土のグラウンド、12球団随一の投手力。

これまでの監督たちが、闇雲に得点力upばかりを目指してきたのに対し、しっかりと守備のチームに作り上げた。

結果、投手力、守備力は各段に安定、そして打撃もそれにつられるかのように改善、ホームラン数やチーム打率は見劣りするも、得点力はリーグ一位。

打線がつながり、監督の采配で勝っているという証だ。

選手の使い方や、人心掌握術は一流、四球数を査定に加えるなど心憎い。

今年一年、試合を見てきて岡田采配で勝った試合を何度見たことか。

これが野球のだいご味、というシーンに歓喜した。

 

チームも生え抜きが大活躍で、ファンにはたまらない。

野手陣については金本政権でのドラフトが効いている。

そこは金本の慧眼に感謝であろう。

 

「アレ」を手に入れたので次の目標は日本一。

前回2005年はロッテに屈辱の4連敗。

岡田は短期決戦に弱いと言われているが、それは過去の話。

指揮官として円熟の境地に達しているようにも見える岡田采配に期待したい。