金曜の夜。

 

いつものように会社の帰りにGIANT EAGLEに寄って買い物していた時のこと。

普段はあまり行かないワインコーナーでワインを物色していたら、近くにいた南米系の女性がスーパーのスタッフのおじいちゃんにワインのことを聞いていた。

 

おじいちゃんがワインのことはわからないよ、と答えたのでなんか近くにいるMATTに聞きに来そう、、、、と構えていたらやっぱり。。。

 

「ワインは詳しい?家で女子会やるんだけど、スイートなワインが欲しいの」

「ちょっとならわかりますよ。赤?白?」

「これ買ったんだけど」

見ると一本はロゼ、一本はカベルネだった。

「赤ならメルロー、白ならシャルドネがいいんじゃない?」

と言うと、シャルドネでもいっぱいあるので、どれがいい?と聞いてきた。

 

「いっぱいあるけど、さすがにどれがいいかなんて僕にはわからないよ。好きなのを選んでいいんじゃないの?」

と答えたら、ありがとう、と言って去って行った。

その後もワイン売り場にいたら、他の客のオジサンにも同じように話しかけて聞いている彼女を見た。

 

その時そうか、そうだったのか気づく。

彼女はどのワインが美味しいかということを聞きたかったのではなく、何でもいいから選んでほしかったのだ。

おそらく自分の知らないものを自分の判断で選ぶことができない。

いや、そもそも選ぶのが苦手なタイプなのだろう。

 

そういう人がいるのもわかる。

そういった人には何でもいいから、これがいいよ、と選んであげたらいいのだ。

ちょっと人生勉強になったな。。。。。笑