ミュアフィールドにあるNAPA KITCHN+BAR。

写真はメインのサーモン。

日本ではありえない大きさだが、こちらのサーモンはどこで食べてもまずまず美味しい。

チーズやちょっとしたお料理がなかなか美味しかった。

 

先週火曜日のこと。

会社の創業間もないころからのメンバーで、最後はトップマネジメントまで上り詰めたTom・Lさんのリタイアメントのお祝いディナーだった。

 

前回駐在時にTomさんはヨッちゃんのパートナーとしてシニアマネジャーだった。

MATTはその頃からの知り合いだ。

 

ディナーにはキャプテン、モロさんとMATTの3人の日本人と、アメリカ人マネジメント12人が集まった。

モロさんが元歴代の日本人駐在員に声掛けしメッセージを募ったら、総勢60人からメッセージが。常にユーモアを忘れず、日本人にもフレンドリーに接してきたTomさんの人柄がなせる業だ。

 

こういったアメリカ人主体のディナーに参加することはそれほどないが、日本人のかしこまった律儀な食事会(飲み会)と違い、フランクでとても楽しいものだった。

ジョークを言い合い、だれかれ構わず話して場の雰囲気を大事にする。

欧米社会の社交場のたしなみがそこにはあった。

 

またTomさんと先輩駐在員とのつながりを見て、日本が技術面、経済面で世界一と尊敬されていた80年代に、日本人を「先生」と慕い共に汗を流した絆の強さが今でも続いているのだと一種のうらやましさを感じた。

現在の我々日本人、アメリカ人の関係性とはまた違ったものだ。

 

Tomさんのように日米人双方の考え、気持ちを汲み取りバランスよく仕事ができる米人、というのは最近はあまりいない。それは日本人側の問題もあるのだろうと思う。

時代と共に人も価値観も変わる。

以前のような関係性は保てないかもしれないが、これからは今の時代に合ったスタイルで日米人が共に仕事をしていき、良い関係を築いていきたい。