たまやん紹介ドラマだったが、女優陣が水川あさみ、池田エライザ、尾野真千子と好きな女優さんがこんなに、とこれは贅沢な作品、観なければならない。
三浦春馬主演だが、彼のことは「コンフィデンスマンJP」でしか見たことがなく、その演技をじっくり見るのは初めてだった。
MATTの中では、岡田将生、瀬戸康史と並んで演技派イケメン俳優、というくくりだったが、それはちょこっとだけ違うということがこの作品でわかった。。。。
物語は3つの独立したお話で構成されている。
三浦春馬がある人物を探すため、タイ、台湾、ベトナムと旅をし、その過程で3人の女性と出会い、それぞれの出会いを通じ諦めかけていた人生に希望の光を感じる。
バンコク、台北、ホーチミンの色彩豊かな異国の風景に、3人の美女が映える。
そして、また完璧なイケメンの三浦春馬もしかり。
単に美男美女が異国で出会う、というと恋に落ちて、、、という展開でも十分楽しめるのかもしれないが、このドラマはその寸前で寸止めの嵐なのだ。
むしろ肉体関係まで発展しないことで、物語が薄っぺらくなるのを防いでいるのかもしれない。
水川あさみは素直に自分に向き合えないキャリアウーマン、池田エライザは幸せのために自分らしさを殺す大学生、尾野真千子は大恋愛の末結婚した夫に三行半を突き付けられる一児の母、とみんな違う境遇。
3人の女性たちは、三浦春馬と異国で出会い濃密でミステリアスな時間を過ごし、新たな人生への一歩を踏み出していく。その姿が清々しい。
池田エライザと友人役で共演したのは、石橋菜津美に二村紗和という実力者の2人。
尾野真千子との共演は、久しぶりに見た成海璃子。
成海璃子は筒井道隆と共演した「リテイク 時をかける想い」がよかったなあ。。。
劇中のアオザイ姿も尾野真千子とならんで素敵でした。
三浦春馬の演技、たった3話、1時間半のドラマだったが存分にその良さが伝わった。
ピュアでありながら独特のエロスも持っている。不思議な魅力の役者さん。
3年前に残念な形でこの世を去ったが、実に、実に惜しい役者さんを無くした。
3人の女優さん、みんな良かったけど、エライザちゃんのコミカルな演技は新鮮でした。