有村架純シリーズだ。

2016年前後は、2013年の「あまちゃん」でのブレーク後、様々な映画、ドラマにひっぱりだこだった時代。でもそのほとんどがいわゆる準主役など。

2015年の「ストロボ・エッジ」「ビリギャル」、そして2016年の主演ドラマ「いつ恋」以降は、主役の作品が多くなる。

 

この映画もその過渡期といえる作品で、いわゆるタイムパラドクスを扱った漫画が原作。

漫画は読んだことないが、wikiによると映画はかなり手を加えられているらしい。

 

このためなのか、素材はとても興味深いのだが映画は話の展開がちょっと乱暴なところがあるかな、、、と気になった。

 

それでも演技力では随一の藤原竜也が主演だから安心だ。

「鳩の撃退法」「22年目の告白-私が殺人犯です-」など、彼が出る映画は外れがない。

この映画でも彼を追いかけていれば、その世界に没頭できる。

 

そして有村架純、だがなんだかこの映画の架純ちゃんはとても可愛い。

なぜだろう・・・?わからないけど、この年は映画だけで4本も出ているのね。

そこに加えて「いつ恋」まで出演し。すごい忙しかっただろう。

そんな中であの眩しい笑顔。女優さんってすごいよね。。。。。

ちなみに、この映画では最後にカメラマンになった架純ちゃんが出てくるけど、同年の「夏美のホタル」もカメラを扱う役だった。

 

ヘルメット被ってる架純ちゃんが、とても可愛い。

 

タイトルがとても印象的なのだけど、どうも原作の方がタイトルの意味するところを表現した内容になっているようで。。。映画版は最後にとってつけたような説明があるので、そこはちょっと、、、という感じ。

 

物語は半分くらいタイムリープしているので、主人公の少年期の話になるのだが、そこで主人公が助けることになる少女を鈴木梨央が演じている。

ものすごく目力強い、印象的な子だなあと思い調べてみたら最近CMとかによく出ているあの子だったのね。

「mother」の芦田愛菜に憧れて芸能界に飛び込んだそうだけど、奇しくもこの映画での役は北海道の地方都市で、親から虐待を受ける子どもの役。。。。

「mother」と設定が全く同じって、偶然なのかな?

 

この鈴木梨央を中川翼が命がけで守ろうとする過去の話がとてもよい。

子供が一生懸命に何かをする姿って、素直に感動できるよね。

 

最後に、藤原竜也にも負けない演技者の林遣都も出ているけど、かなり残念な使われ方してます、というのと、石田ゆり子は相変わらず可愛らしいな。