可愛らしい女の子が料理をして美味しく食べる、、、、

こういったジャンルのドラマが一定数ある。

桜井日奈子の「ごほうびごはん」もそうだった。

倉科カナの「花のズボラ飯」・・・・はちょい違うか。

 

ヘビーなドラマをステーキや焼肉に例えるとすると、こういったドラマはスイーツみたいなものだ。たまにほんわかしたドラマも観たくなる。

 

主演は山田杏奈。姉の幸役だ。

腹違いの妹・あやり役に大友花恋。

幸の友人役に田中芽衣、あやりの友人に芋生悠。

そしてあやりの伯母のみのり役に芦名星。

 

基本、この美少女、美女5人しか出てこない。

カメラマンの父と再婚した母はずっとフランス出張中。

むくつけき男が一人も出てこず、12話全編にわたって、料理上手(オタク?)のあやりが、楽しそうに美味しそうな料理を大好きな姉のために作る、という物語。

ちょいちょい百合要素が入ってくるな、と思ったら原作がそういうコンセプトだそう。

 

1話の生ハムからぐっと引き込まれた。

生ハムをそぎ落として食べるなどなんと贅沢。

4話のラクレットチーズも興味深い。

 

なんで一般家庭(と言っても裕福な家庭ではあるが)に、生ハムスタンドやラクレットチーズの調理器があるのか、などは突っ込まないように。

山田杏奈と大友花恋の二人の美少女が楽しそうに料理し、食べるだけを見るのがこのドラマのだいご味なのだ。

 

9話の天ぷらなどは悶絶してしまった。食べたい、、、美味しい天ぷら、、、、

ドラマに出てくる料理、調理シーンは食材を大切に扱う日本の食文化が大切に表現されていて、とても好感が持てる。映像も美しい。

 

山田杏奈はこれまで暗い、陰のある役どころばかりだったので、このドラマで初めて女の子らしい役を生き生きと演じているのをみて、少し安心した。

 

芦名星はクールな美人というレアなポジションを築いていたのだが、とても残念な亡くなり方をした。本当にいい女優さんだったのに、、、、、

 

再婚した両親の連れ子同士がたった二人で生活する、という設定自体ファンタジーであり、その姉妹がいさかいを起こすことなく、仲良く暮らす、、、、

ヘビーな毎日に疲れたお父さんにはぜひ見てもらいたいドラマである。

 

ちなみに、、、、

山田杏奈はプロフィールでは159cmとなっているが、もともとそんなにあると思っていなかった。せいぜい154,5cmくらいかなと。

で、162cmの大友花恋と並んだのを見たら、やはり低い。。。。。

やっぱり154cmくらいな気がする。

それは置いておいて、山田杏奈のコケティッシュな魅力が堪能できるよいドラマだった。

 

芋生悠。

彼女、大人っぽいのでさすがに女子高生はきついか、、、

で、眼鏡かけてなんとかごまかしてみた、と言う感じ。

こういう役もできるんだ、と彼女の幅の広さが垣間見えた。


誰かと一緒に食べるご飯は美味しい。

このドラマのテーマだが、最近とみにそう思う、、