先日、LINEでかみさんから車をそろそろ買い替えたい、と送られてきた。
2009年秋に、それまで乗っていた3代目オデッセイから乗り換えた。
当時、ほとんど走行距離が伸びず、もったいないので小型車に乗り換えようということで、「すぐ納車可、下取り額と等価交換もしくは少しの支払い、色、グレード問わず」という適当な条件で来たのが、マイチェン前の2代目FITスマートスタイル(特別車)だった。
確か当時出始めたスマートキーがついていて、NAVIも付きお買い得仕様の車だった。
また乗りたい車が出てきたら買い替えよう、くらいの気持ちで買ったFITだったが、意外に気に入ってしまい、結局13年も乗ることになった。
必要最低限の装備(グラブレールは助手席しかついていなかった)ながら、よく走り燃費も良い、荷室も広い、家族3人で岐阜まで高速使って何度か行ったが、特に問題なし。
目だった故障も無し(助手席のドアミラーが動作不良になった程度)と、本当によく走ってくれた。
13年乗ったが結局5万キロに達しなかったことからも、やはりMATT家には足代わりの車で十分ということがわかった。
そこでかみさんと相談し、今回は軽に乗り換えることとした。
車種と色はこれがいいんじゃないの、というのを教えたが、しばらくした先日また突然LINEが来て、写真が送られてきた。
N-ONE(2020年式) プレミアムツアラー
走行約14,000kmの中古車だ。
N-ONEとしてはFMC後の2代目で、ターボ付きのグレード。
ブリティッシュグリーンパールxシルバーの2トーン。
FITには本当に何にもついていなかったので、Hondaセンシングから何から何までついているこの車に、かみさんも驚いている(13年、時間が止まっていたようなものだからな、、、)
FITには本当に色々な思い出が詰まっていたので、お見送りしたかったけど仕方ない。
MATTを2021年3月に宇都宮駅まで送ってくれたのが最後になった。
13年も一緒にいたら、車といえどもほぼ家族だもんね。
アメリカで生活していると、こちらはクルマがどんどん大きくなっていくのがよくわかるが、日本はどんどん小さくなっていく。
でも国土の広さ、道の広さを考えるとどちらも正常進化しているのかもしれない。
少なくともバブルの頃に肥大化した日本の車は、日本の国土、国民性、生活に合ったサイズに戻りつつあるのだと思う。
ただ、軽自動車はもう少し規格を見直してほしい。
全幅、全長を少し伸ばしエンジンも1Lくらいに。
ただ、、、、
もうこれからはEVの時代なのね。。。。。
いつまでエンジン車に乗れるのやら。