最近のTVドラマでは、地味ながらも良質な作品を提供してくれるのは、WOWOWとNHKかな、と思っている。
このドラマもそうだった。
芳根京子主演ということで選んで見たのだけど、
一つ一つの話にメッセージがあり、見終わった後に色々と考えさせられる。
と書くと一見重そうだが、扱っているテーマはタイトルにもあるように「半径5メートル」で起きていること、すなわち自分たちの生活している世界から遠く離れない場所での出来事だ。
だから、普段見過ごしていることや、深く考えたこともないことが実は見方を変えると真実が見えてくる、、、、
芳根京子は一生懸命な役が多い。
「チャンネルはそのまま」は地方TV局、今回は女性雑誌編集者。
どちらもネット時代にオワコンとされかねないコンテンツ。
そんな環境で懸命に頑張る役どころ。
ちょっと器用さに欠けるように見える、彼女の雰囲気がそうさせるのかもしれない。
元気いっぱいの彼女がもがきながら成長していくストーリーを支える永作博美は、やはり素晴らしい女優さんだと思う。変幻自在というか。。。
98年のドラマ「冷たい月」(中森明菜共演)のころは可愛くって好きだったなあ。
実はほぼMATTと同い年なのね。。。。
北村有起哉がトランスジェンダーの役で出ているのも見もの。
彼が主役の回はホロッとさせられる。
またクレジットにトランスジェンダー指導 という言葉を見て、役を演じるうえでそういった指導をする人もいるんだ(方言指導みたいに)って知った。真面目に作ってるのね。
「あな番」に出ていた真飛聖や山田真歩などいい女優さんもそろえているのも〇。
最後に芳根京子がドラマの中で来ている衣装は、毎回とても可愛いと思う。
男目線ではなく、ガーリーな視点からですが、、、、
ドラマの中の衣装はどれも良く似合ってました。