木村文乃ちゃんが出ている、というだけでなんとなく見てみたドラマ。
MATTも京都(注:福知山だが、、、)に3年暮らして、その間に色々な場所に行き、食べ、飲み、観光した町、京都。
その魅力は何度訪れても、もう十分、と思わせないのは、古から脈々と引き継がれる人々の暮らし、文化、そして魅力ある食のせいだろう。
ドラマなのだが、実際に文乃ちゃんが訪れるお店の人たちは素人さん。
なので、フィクションなのに旅番組のような風情と不思議な距離感が楽しめる。
そして近藤正臣演じる大叔父に頼まれて様々なお遣いをする中で紹介される京の文化や食が興味深い。
途中、鯖寿司が紹介されるが、MATT唯一の心残りは鯖寿司を京都で食べなかったことだ。いつか実現させてやる。。。
ドラマの中の文乃ちゃんの衣装がとても可愛いし、似合っている。
また近藤正臣も79とは思えない若さと、おしゃれさ。
こういうじーさんになりたい。
ご本人は現・山科区出身だが、このドラマでの住所はお店の情報から察するに上京区あたりか。いわゆる洛中といわれる上京・下京・中京の、ほんまもんの京都の住人という設定か。
今は岐阜県・郡上市に住んでるんだってね。
MATTは大阪には19年しか住まず、その後東京に4年暮らし、福知山や海外生活もあるにせよ宇都宮にはもう29年も住んでいる。ほぼ栃木県民だ。
でもこの年になって、西の暮らしが恋しくなってきた。
福知山での3年間でその思いも強くなった。
住みたい場所としては、福知山市、京都市(近郊でもよい)、彦根市あたりかな。。。
かみさんが宇都宮の人間なので、難しいと思うけどね。
このドラマ、よく文乃ちゃんを抜擢してくれた。
以前何かの旅紀行を観た際に、食事の感想やその土地の文化を語る時、表現力豊かでとても感受性が強い人だと感心した。
今回のドラマでも、その彼女の感性がとても際立っていたと思った。
役者はたった二人しか出ないこのドラマ、配役の勝利といえよう。