このオープニング、ゆる~い感じのテーマ曲と、アンニュイな有村架純の雰囲気がとてもよい。
何気なく選んでみたドラマだったが、実に満足度高かった。
WOWOWドラマは良質な作品が多いね。
「撮休」とは、撮影予定が流れた結果の突然の休みのことを言う。
有村架純が自分自身を演じるというこの作品。
豪華な監督、脚本家陣が各々が想像する、彼女の休日を提供してくれる。
妄想大好きなMATTにはたまらん作品だ。
毎回冒頭に野間口徹演じるマネジャーとディレクターの小芝居みたいなやり取りがあり、有村架純の控室にやってきて、明日、撮休になりました、、、、と告げて物語は始まる。
オープニングはなんとも肩の力が抜けた穏やかなBGMで、有村架純のちょっとアンニュイな表情が魅力的だ。
全8話あって、どの話もそれぞれ多忙な人気女優の有村架純が、一人の女、人間に戻って過ごす大切な休日が静かな語り口で描かれている。
実はデバイスの調子か、はたまたコンテンツのせいかわからないが、4話と5話の音声が出ないトラブルで、きちんと観ることができていない。
永遠に直らなければ、日本に帰った時にNETFLIXで見てみたい。
よって、1~3話、6~8話のみの感想になる。
どの話が好きかというと、お話としては1話の「ただいまの後に」だろうか。
是枝監督の撮る絵は好きだ。
有村架純と風吹ジュンの親子の関係を見ていると、親子関係って男X女で4パターンあると思うけど、母と娘の関係が一番深く,、濃く、そして緊張感あるのかな、、、と思って見ていた。
二人の関西弁も自然でいいね。
どの有村架純がいいか、と言われると2話の「女ともだち」だろうか。
偶像としての自分を叩き壊す、その様がなかなか痛快。
殆んどの男が犯している勘違いに、すべての女性の声を代弁して説くような姿に、ちょっとぐっと来てしまった(MATT、変だろうか。。。。笑)
伊藤沙莉がともだちを演じている、というのも個人的にはポイント高い。
3話の「人間ドック」は一部マニアの間では神回になっているかも 笑
腹部エコーのシーンは、かなりエロティック。
是枝監督、やりすぎちゃうの?と思ってしまうくらいだが、でも、あのくらいやらないと、この回のストーリーがぼやけてしまう。あのシーンは絶対に必要なシーンだったのだ。
またある場面で急に関西弁になる有村架純が良かった。
6話の「好きだから不安」は、ちょっと男からするとめんどくさい女を演じているけど、だからこそこの話が一番、プライベートを覗き見した背徳感を得られるかもしれない。
でもちょっと間違うとサイコパス、、、今度はそういう役もやってもらえると嬉しい。
7話「母になる(仮)」は、2番目に好きかもしれない。
彼女のキュートさと母性が同居して、なんともホンワカしたいい雰囲気なのだ。
この話の中の有村架純の表情が一番柔らかい。
8話「バッティングセンターで待ちわびるのは」は、コメディチックな展開。
本人曰く、本当の自分は大声で怒鳴ったりしないらしい。
ラストシーンが良い。
こうなると4,5話も観たいけど、、、、
もし見ることができたら追記しよっと。
エンディングは竹内アンナの「RIDE ON WEEKEND」。
うちの娘と同じころにアメリカにいた帰国子女らしい。
なので発音はネイティブ。
それはさておき、元気出ない時に聞くとアゲアゲになるポップな曲。
1話目のエンディングで聴いて気に入った。で、買った。。。。。