だなあ、、、、このドラマ。

自分で見つける前に、たまやんに紹介されたというのは一生の不覚、、、笑

 

原作も読んでみたいと思わせる一品だが、何といってもこのドラマの魅力は舞台である京都を色彩豊か、かつ陰影に富んだライティングで表現した点(実相寺昭雄か、市川崑か、、、というと言い過ぎか)と、何より高畑充希の存在感。

 

彼女は「ごちそうさん」で杏の義理の妹役で初めて知った。

寡黙な少女が突然美しい声で歌いだす、というシーンは今でも強い印象として残っており、彼女の名を世に轟かせた作品だ。

 

もともとミュージカルなどの舞台女優なので、せりふ回しや歌は一流。

しかし彼女の魅力は実は「しゃべらない」時に最大限に発揮されるのかもしれない。

このドラマでもあの大きな澄んだ目と、顔の傾きだけですべての心情を表現しているかのようだ。

 

だからこそ、4話のラストはそれまでほとんど感情を抑えてきた彼女が、溜まっていたすべてを吐き出すかのような演技で、否応にもクライマックスに視聴者を引っ張っていく。

静と動。見事に演じ切っている。

(実はまだ最終話を見ていない、、、)

 

共演のSUMIREは、あのCHARAと浅野忠信の娘なのね。

松重豊(ゴローさん、、、)、梶芽衣子、マキタスポーツ、松尾貴史ほか多数名優が脇を固めているが、京都弁が気になる。。。。

京都出身の人が一人もいないのよね。

関西人って、どこがどうってのはいいづらいけど、明らかに大阪弁と京都弁、兵庫の方言は違うって感じるのだ。。。。

まあ、気にしなければどうってことはないのだけど、、、

 

話を戻して、高畑充希は色々な役をこなすけど、彼女はやはり神秘的な役をやるのがいいかな、と思った。

特に、この作品での彼女の繊細に変化する表情を捉えた映像は美しい。

そして、彼女自身も驚くほど美しい。

 

4話で渡月橋が出てきた。福知山時代の4年前、韓国から新婚旅行に来たKCさん夫妻と行ったなあ、、、

貴船神社も出てきた。行きたかったなあ。。。。

 

京都、また行きたいな。