そんなタイトルの映画があったな、昔。

 

この長い話は1カ月前にさかのぼる。

8月10日、すったもんだの末、免許証の申請が終わりあとは郵便で届くのを待つだけ、、、のはずだった。

 

しかし7日程度で届くはずが一向に来ない。

そこでアパートの全部屋の郵便受けが集合している場所に、申請から7日になる数日前から見に行っていたが、届いていなかった。

 

ある日のこと、郵便受けの中に変なオレンジの紙を見つけた。

 

見てみるとPOST OFFICEからのメッセージで、この郵便受け(部屋番号とストリート名が書いてある)の住民はこの紙に名前を書いて戻してくれ、とあった。

 

確かに、、、、

 

最初に1カ月だけ暮らした部屋は、入居の際にMATTの名前が郵便受けの扉の内側にテープに手書きで貼ってあった。

このため、入居したらアパートがやってくれるもんだと思っていたが、そうではなくPOST OFFICEがやっていたようだ。しかし、前回はオレンジの紙が入っていなかった。

 

どうも入居してからしばらく名無し状態だったので、郵便物が届かなかった可能性がある。

 

その後、BMVというオハイオの色々な免許を扱う機関のHPに訪れると、チャットで自分の免許の進捗を確認できることを知り、試しにやってみた。

 

チャットは便利ですぐに回答が来る。

それによるとMATTの免許証は10日の申請受領後、12日発送済とのこと。

まだ届かないがどうすればいい?と聞くと、とりあえず1か月待って届かなかったらまた連絡してくれ、とのことだった。

 

しばし待つもやはり来ない。

今週に入り1か月待ったのでまたチャットで色々やり取りの末、結局再度BMVに行って再発行申請をしないといけないことがわかった。

 

持っていくものを聞くとSSNがあればいい、と言われたが念のため前回持って行ったものは一式持っていくことにした。

これがそのあと役に立つのだが。。。

 

今日は朝から在宅にして、午後にBMVに向かった。

前もいた受け付けの兄ちゃんに事情を説明したら、I-94(出入国記録)のナンバーが必要と言われた。そんなの今持っていない。。。。

チャットではそんなの言ってなかったよ、と言ってもどうしても必要という。

紙でなくてもスマホでサイトにアクセスしたら見れる、というが頭に来ていたMATTは納得いかんが、出直す、と言い捨ててBMVを去った。

 

そのあと予定していた買い物を済まそうと、日本食食料品店に行きTARGETに行ったときにふと気づいた。

確かI-94のHPから入ってすぐに見られたかも、、、、と思い直してスマホでアクセスし必要事項を入力すると画面で確認ができた。

 

よし、これで再申請だ。。。。とすぐに戻ってにいちゃんに見せると難なくパス。

受付を済ませ待つこと40分。

呼ばれて行ったら、この間のアジア系のおばちゃんと違い、強面の黒人(アフリカ系ではなく、おそらく中南米系?)のおばちゃん。

 

事情を説明しても要領を得ず、理解してくれない。

挙句に何を言い出すかと思ったら、書類が無いから受付できない、出直して!という。

なんでそうなるんだ、と聞いたらUS CITIZENじゃないから、吐き捨てるように言って席を立ってしまった。

 

駐在一回目当時のMATTならここで帰っていただろう。

しかしこちとら二回目だ。そんなことではへこたれない。

そもそも郵便が来なかったから再申請に来てるんだろう、そっちが悪いんじゃないか、なんで書類をまた用意しないといけないんだ、とまくし立てたら、隣にいた白人のお姉さんがやってきた。そしてMATTの持っている書類(テンポラリーの紙の免許証、SSNやパスポート、住所がわかる公共料金の領収書など)を、優しい対応で見てくれて、これでOK、と黒人のおばちゃんに指示したら、おばちゃん、不服そうな感じながらも作業を始めた。

 

しかし、このおばちゃん、かなりポンコツというか作業が遅い。

しかも、途中でわけのわからん何か資格だか聞いたことない認証みたいなものを持っているかと聞いてくる。そんなの知らん、と答えるとあの白人のお姉さんに聞きに行った。

戻ってきてPCの画面を見ながら話し始めたのを聞いていると、どうもおばちゃんが手続きを間違っていたっぽい。

全然だめじゃん、このおばちゃん。

 

各窓口を見ていると、どうもこの白人のお姉さんがたぶんリーダー的な存在で、仕事も出来て当たり。ほかの窓口はほぼ外れ。MATTは大外れに当たってしまったようだ。

 

その後はのろのろながらも何とか手続きが進んで、やっと終了。

しかし最後の最後に納得いかなかったのが、また発行手数料を取られたこと。

前回より少し安くなってはいるが、なんでこちらに責任が無いのに再発行で金取られるのよ。

たかだか25ドルだが(う、高いか、、、)、金額の問題ではないよな。

 

それより俺の最初の免許証はどこ行ったの?

リターンされてきているはずだから、それをくれよ、、、、と思う。

IDが紛失ってとんでもないリスクなんだけどさ、、、、

 

なんとも後味悪いが、もらった紙のテンポラリー免許証をチェックして面白いことに気づく。

前回の免許証は有効期限がI-94の期限(2年)と一致していて、2023年3月29日と表記され正しかったのだが、今回もらったものはなぜか2025年。さらに日付も間違っていてMATTの誕生日になっている。

完全な間違い。

しかし、本来正しい有効期限よりも2年と数カ月も伸びているので、お得なのだ。

アメリカの免許証ではよくある間違いで、窓口がちゃんとしてないとこうなる。

逆にI-94の期限より短く設定されてしまったりしたら、文句言いに行かないといけないが、長い分には問題ない。

やっぱ、あのおばちゃん、ポンコツだったのか、はたまた色々迷惑かけたのでサービスで延長してくれたのか、、、それはないな、、、笑

 

さて、今回はちゃんと郵便で来るんだろうな。。。

順調にいけば今週末から頭にかけてくるはずなのだが、、、、