いつも揖斐川流域の横山ダムを素通りする。
そして、その更に北に非常に大規模な徳山ダムが存在しているのも知っていた。
だが、これまでなかなか立ち寄る機会もなかった。
こちらでの生活もあと少しになりそうなので、今回は思い切って立ち寄ることにした。
14日の午後、
303号線、横山ダムを横切る橋を渡って、右に行くといつも行く道。
左に行くと徳山ダムだ。
左に折れて暫らく進むと、狭い2車線のワインディングロードに入った。
そんな道がなんと10km近くも続く。
FD2のハンドリングの良さが際立つ道、軽快に右に左にステアリングを切っていく。
1.4トンの車体は少々重く感じるが、エンジンのパワフルさがそれらを帳消しにしてくれるのと、路面に吸い付くようなサスがもっと走ろうと誘ってくる。
帰りの道では、後ろに必死についてくる軽がいたので、ちょっと真面目に走り始めたら、数個コーナーを曲がったら見えなくなってしまった。
当たり前だが、、、、笑
しばし走ると、妙なものが現れた。

山奥の秘境に、突如、城が現れた。
なんなんだ、これは?
変な宗教団体でも生息しているのか?

藁ぶき屋根の日本家屋まである、、、一体ここは・・・?

調べてみると、旧藤橋村が作った藤橋城というプラネタリウム施設らしい。
このあたりは周囲に何にもないので、星がきれいに見えるらしい。
それにしても3連休の初日というのに誰もいない。。。
後で調べてわかったのだが、この周辺施設ができたのは1989年。
そう、、、、
多分、ふるさと創生金か何かでできたのでは、、と想像。
全国各地に、こういった施設が多々あり、ほとんどが廃墟になってるよね。
藤橋城(彦根城がモデルらしい。見たことあると思った、、、)を後にして、
徳山ダムに向かう。ちょっと行き過ぎてしまい、Uターンできず先まで行ってしまう。しかし行って良かった。
帰りに通ろうと思っていた道が通行止めになっていたのだ。
戻って徳山ダムに到着。
ここからは写真で、、、
ちなみに、車を降りてしばらく観光したが、あまりの暑さにすぐに戻った。
この次の日、徳山ダム周辺の揖斐川町は38.8度とこの夏全国最高気温を記録した。(福知山も同じく38.8度だったが、、、笑)

4つの水門。放水するとさぞかし豪快なんだろうなあ。。。

とにかくダムと言えば高低差。ずっと下をトンビが飛んでいるのが見えた。

ここには昔村があったのだろう。
それにしても、こんな山奥に人が住んでいたとは信じられない。



ずっと先まで歩いて行きたかったが、暑すぎて断念。


うう、放水シーンが見てみたい。。。


その巨大さとメカニカルな佇まいに圧倒された。
こんな巨大なものをこんな山奥に、、、、、
こんな事業を成し得るとは、、、、敬服するばかりだ。
凄すぎてイマイチ実感も湧かないが、もっとすごい規模と言われる黒部ダムもいつか見てみたい。
帰り道、マキノのあたりにあった道の駅で買った焼き鯖ずし3ケしか食べてなかったためお腹が空いてきた。
そこで久しぶりに五平餅が食べたくなり、ふじはしの道の駅に寄って以前五平餅を売っていたおばちゃんに聞いたら、夏場はやってないという。
でも親切に先にある販売所で売っているというから行ってみた。
しかし、、、
MATTが到着すると、すでに店は閉店(しかも5分前に、、、)。
仕方なく走っていたら、谷汲の道の駅でのぼりを発見。
無事、五平餅にありつけた。
NHKの朝ドラ「半分、青い。」は岐阜が舞台。
永野芽郁の実家のじいちゃんの作る五平餅を、トヨエツ演じる漫画家先生が喜んで食べる、というシーンがついこないだまでよく出てきて、久しぶりに食べたいぜ、、、と思っていたところだった。
子供の頃はあんまり好きでもなかったのだが、大人になって食べる機会が少なくなると食べたくなる。人間の性よのう、、、