昨日ヨッちゃんとラウンドした際に教えてもらったのだが、
アイランドゴルフパーク東那須が、昨年末をもって閉鎖したらしい。
昔は東那須CCという名で、そこそこのコースだったそう。
10年ほど前に初めて行ったときは、古めかしいクラブハウスと宿泊施設だったのを
覚えている。
その後アコーディアが買い取ったが上手くいかなかったのか、
アイランドゴルフグループに営業譲渡、クラブハウスを取り壊して木も切り倒し、開放的な雰囲気となり、レストランも風呂も無いアメリカンスタイルのスループレーを売りにしていた。(軽食とシャワーはあったが)
低料金でカジュアルにプレイができるのが売りで、距離は短いが戦略性に富んだ面白いコースだった。
何より色々工夫してがんばって営業していたので、非常に残念だ。
今、日本のゴルフコースの多くは、ぎりぎりの経営をしているところが多いと思う。
昨日のベルセルバでも先日の東ノ宮でも、グリーンは朝方カチカチだった。
昔は、冬の朝などはブルーシートをグリーンに被せたりしていたのだろうが、今ではそんな人件費も削らないとやっていけないのだろうか。
栃木県は全国でも5本の指に入る、ゴルフ場の多い県だが、
その分競争も激しく、そのため栃木県のゴルファーは目利きも厳しい。
他県では高評価のコースも、栃木のゴルフ場になじんでしまうと、サービス悪い、大したコースでもないのに料金が高い、と酷評されてしまう。
そんな環境だからゴルフ場経営は本当に大変なのだろう。
これから団塊の世代がゴルフ出来なくなる時代に突入していくと、
更に経営は厳しくなっていき、より多くのゴルフ場が閉鎖の憂き目に会うだろう。
慣れ親しんだコースがメガソーラーや飼料農場になってしまうのは寂しいが、どうすることもできない。
一つでも多くのコースが生き残るのを祈るしかないのか。。。